こんにちは。
ひとり美容室オーナーの
ママ美容師さんにむけて
時短でも高単価
家族時間と大好きな仕事を
思いのままに両立させる
ひとり美容室オーナーさんの為の
個人サロン専門アドバイザーをしている
現役ママ美容師✂︎高部育見です。
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母の鬱病。
今では社会の理解も進み、
人の目も気にならなくなってきましたね。
私の母が発症したのは
20年以上前の事。
その頃はまだ鬱病になったなんて
恥ずかしくて、
精神科に通ってるなんて
とても言えないような時代。
母は、私たち姉妹を育てる為にも
薬でごまかしながら
仕事を続けていました。
働けなくなってしまった時もあり、
そんな時は
親戚にお金を頼りながら
生活していた頃もありました。
母は、とても真面目で
人当たりの良い
周りからは良い人だねと言われる
典型的な犠牲者タイプのgiverでした。
自分が我慢してでも
周りのために、
人のために、
子供達のために…
その性格が
鬱を引き起こしたんだと思います。
いつも、
自分を後回しにしている人でした。
そんな母。
大好きですが、
今振り返ると
母のように
自分を犠牲にしてまで
誰かの為に
生きる事は
誰も幸せにしないとも
思います。
母はきっと、
ギャンブルばかりの父と離婚したいけど
子供達の為に離婚できない。
本当はやりなくないけど
人の分まで仕事をしてしまう。
部屋が片付いていないと気持ち悪いから
具合悪くても掃除をする。
人に頼れない。
良い人でいなきゃ。
自分の心の叫びに蓋をして
頑張ってくれていました。
私は
早く美容師になって
そんな母を助けたかった。
自立して、
お金も稼いで、
もう頑張らなくていいよと
早く言ってあげたかったんです。
でも、
皆さんもご存じの通り
美容師って
稼げるようになるには
時間がかかる。
休みの日もないし
夜も遅くまで練習。
母の鬱は
治る事なく
今も
上手に付き合っています。
鬱病は
本人も辛いし、
周りも辛い病気です。
先が見えない。
家に帰ったら
母が自殺してるのではないか？という不安。
調子が悪いと
寝込んだまま起き上がることすら出来ない。
ずっと戦うんです。
心の傷は見えないから。
すごーく傷が深いから。
だから、
戦いも長く続くんです。
芸能人が鬱病になったけど
復帰して頑張ってる姿を見ると
無理しないでって思う。
2、3ヶ月休んだからって
そう簡単に
復帰ができるほど
軽くない。
私の母は
今でも戦っています🔥
時には、
薬のせいで
じっとしていられない。
ソワソワ動いてしまう。
せん妄のような状態になってしまう。
もう、いろいろな事が
急に起こります。
自分自身に正直に
心を大切にいる事の
大切さを
私は母親に教えてもらいました。
つづく。