こんにちは!
日本ホメオパシーセンター埼玉八潮の高です。
今日はめまいについて書いていきますね。
良性発作性頭位(とうい)めまい症と病院で診断されるめまいの症状があります。
これは、めまいを引き起こす代表的な耳の病気のようです。
病名に「頭位」とついていますが、めまいを起こす頭の位置を「めまい頭位」というようです。
じっとしているときはめまいが起こらないのですが、頭を動かして、決まった頭の位置でめまいが起こるのが特徴です。
めまいが起こる頭の位置は、人によって異なるようで、寝返りをしたときや朝起きたとき、
目薬を差そうと上を向いたときや料理をしようとして下を向いたときなど、様々な日常生活の中で起こり得ます。
症状は、目が回るような回転性の激しいめまいが多く、平衡感覚が失われてよろめくような感じの場合もあります。
そのため、回転性のめまいでは、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。
ただし、メニエール病のように、耳鳴りや難聴などの症状は起こりません。
この良性発作性頭位めまい症が起こるしくみについてですが、
めまいが起こる原因は、良性発作性頭位めまい症の場合、三半規管の中にたまった耳石(カルシウムの小さな粒)だそうです。
内耳には、三半規管の根元あたりに重力や体の方向を感知する、「耳石器」という器官があり、この中には、耳石と呼ばれる石のようなものがあり、それが剥がれて、三半規管に入り込むことで発症します。
上を向いたときなど、頭の位置を変えたときに動くと、耳石が三半規管を満たしている内リンパ液が動き、
ゼラチン状のクプラという神経の一部がその動きを感じ取ってめまいが起きます。
めまいは、耳石が動いているときだけ起きるので、短時間で治まります。
音を聞く働きをしている 蝸牛という部位には障害が起きないので、難聴や耳鳴りといった聴覚のトラブルはありません。
この良性発作性頭位めまい症の原因になる、耳石がどうして剥がれてしまうのかということに関しては、
はっきり分かっていないようですが、
原因の一つの中には、耳石はカルシウムの小さな粒であるため、カルシウムの代謝障害によって剥がれやすくなる、ということもあるようです。
そのため、骨粗しょう症も良性発作性頭位めまい症の原因となることがあります。
そして、60〜70代の女性に多いという特徴があるため、加齢や女性ホルモンとの関係が考えられているようです。
閉経すると、女性ホルモンの分泌が低下してカルシウムの代謝に影響し、耳石がはがれやすくなるのではないかと言われているのです、
中高年の方の場合は、めまいの症状がなくても耳石が剥がれて溜まっている可能性があります。
耳石は一つ一つは小さな粒ですが、剥がれた耳石の量が増えてひとつの塊になるとめまいなどの症状を引き起こしやすくなります。
剥がれている量が多くなることで問題が出てくるようです。
こうして、この症状の原因を見てみますと、
急に耳石が剥がれて、めまいが起こてしまった!というパターンになる可能性はありますが、
更年期の時期に入っている女性で、なおかつこの耳石が原因でめまいの症状が出ているという場合には、
カルシウムの問題や、ホルモンの問題もとても重要で、そういった部分を考慮して、
ホメオパシーのレメディも考えていく必要があるということになります。
耳鼻科で原因をしっかりと調べた場合には、この耳石の問題がある、と分かりますが、
もし、病院に行かず、「めまい」という症状だけでレメディを選ぶ場合、
めまいに良いレメディはとても沢山ありますので、なかなか選ぶのが難しくなるでしょう。
その方が、更年期の時期に入っているか、高齢の女性か、といった部分を考慮して、
カルシウム系のレメディの選択も考慮に入れていきたいと思います。
カルシウムの問題は、あらゆる石を作ります。腎臓結石とかもそうですが、
癌の場合にも必ず考慮に入れる項目です。
では、「カルシウムのサプリメントをいっぱい摂ったらいいのね~!」
と安易に摂ってはいけませんよ~。
カルシウムなどのミネラルもしかり、ホルモンもしかり。
こういった身体に必須のものは、極々微量だけ身体に必要なものであり、
身体の中で、絶妙なバランスをとることで、健康を保っているからです。
カルシウムの過剰も、ホルモンの過剰も病気の原因の一つになります。
ホメオパシーのレメディは、その絶妙なバランスを整えてくれるものですので、
物質で摂らず、レメディで摂りましょう
カルシウムの大切さを、つくづく感じる今日この頃です。
あなたに、ホメオパシーの恩恵が注がれますように。
本日もお読み頂き、ありがとうございました。
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