皆さん、こんにちは。
今日のロサンゼルスは朝から悲しいニュースが
そうです。また銃の乱射事件がロサンゼルスで起きました。
事件が起こったのはサンバーナディーノというところで、私がいるところから遠いので、私は大丈夫です。(←一応安報告。)
そんなことはともかく
事件の詳細をと思い、テレビをつけると、もちろんほとんどのチャンネルがブレイキングニュースとして生中継をしていました。
胸が痛い事件がまた起こったな…。と思う反面、アメリカの生中継を客観的に見る自分。
日本では事件が起きても、ただテレビでアナウンサーがこんな事件がありました。と冷静に伝えるか、
現場の前で報道記者がヘルメットかぶって臨場感たっぷりに現場の様子を伝えるかですよね??
しかし、アメリカは全部見せるんです。
事件になって、その後犯人が捕まる(たいてい撃たれますが
)までヘリコプターで上から全部カメラで撮って、放送します。
今回もそうでした。
まるで映画か??
と思うほど、リアルに。。。
拳銃を抱えた、FBIや警察が車を盾にして隠れ、タイミングを見計らう様子や
犯人が逃げ回る様子なども
あり得ない数のパトカーが犯人グループのバンを追いかけ
犯人の一人が撃たれました。
その模様も全てテレビに映ります。
今回も血だらけになった、全く動かなくなった犯人が画面上に映ってしまって
その直後に、アナウンサーが「お見苦しいものが写ってしまいました。テレビから子供達を避けて下さい。」と一言。
「え?遅くない??」と思いつつ、そんな感じでずーっと生中継しています。
途中、警察官なのかFBIの記者会見が入ったり
犯人が中にいると思われるバン。
警察が犯人確保のために周囲を囲みます。
もう一度言います。これは映画ではないんです。
弾丸がたくさん打ち込まれた、フロントガラスをみたときゾッとしました。
もし子供が見たら。。。きっとトラウマになるんじゃないかと。
そして、警察がバンに近づき、犯人をスティックにようなもので引っ張りだしました。
もう死亡していたようで、ぐったりとした遺体がバンから出てきた。。。
その時もまたアナウンサーが「子供達の目からは遠ざけてください。」的なコメントが。
「だから、もう遅いって。映っちゃってるじゃん。。。」って感じですよね。
見せ過ぎなのではないのだろうか?
外国に住むと、日本と全然ちがう価値観などに戸惑う事もしばしばありますが
今日の生中継は多くの疑問を持ちました。
銃社会に居る以上、明日は我が身だなと人ごとではないニュースでした。
朝から、こんなブログを書いて嫌な気分になった方、ごめんなさい。
でも、日本では当たり前な事が海外ではそうではないことの一つの例として取り上げました。
もうこれ以上、罪のない人が命を落とさずにすみますように。ただただ祈るばかりです。