学生外交グローバルネットワーク in 鳥栖 | 吉松育美オフィシャルブログ「Beauty Healthy Happy」Powered by Ameba

学生外交グローバルネットワーク in 鳥栖

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昨日は私にとってとても大切な大切な日になりました!





写真は私の母校、佐賀県鳥栖市にある鳥栖北小学校ですラブラブ





正門には私たちを歓迎する言葉が。
" Welcome to Tosukita elementary school! Mr. Peter Yarrow & Miss Ikumi Yoshimatsu."


子供たちが一生懸命書いたと思うと、嬉しくてたまりませんでした音譜





さて、昨日は私が夢に見た「学生外交グローバルネットワーク」プログラムの世界で最初の授業でした。




デジタル時代に生まれた私たちは、デジタル技術を使って全世界と繋がるのは当たり前な世代です。






私は、日常でも地球の裏側にいる友達と顔を合わせてチャットを毎日楽しんでいます(^^)




そんなことが当たり前で、恵まれた時代に生まれてきたんだからその技術を教育現場にも活用すればきっと子供たちにも素晴らしい経験ができるんじゃないか?


その思いが形となり昨日やっと実現できました。



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この「学生外交グローバルネットワーク」というのは、無料インターネット通話「Skype」を使って、海外の学校をつないで平和について考えたり、交流をとるプログラムです。


今回は、日本は私の母校、佐賀県鳥栖市の鳥栖北小学校とアメリカのカリフォルニア州サクラメントの学校をつなぎましたよ。


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わかりますか?写真のスクリーンに映っているのは、アメリカの生徒たちです!




「国際教育」「平和教育」「心の教育」が日本の子供たちには今必要だ。って強く思っていました。


私の参加したミスインターナショナル世界大会で痛感した、グローバル化。ほとんどのミス達が3カ国語を話し、英語はもちろん言うまでもなくネイティブレベル。


世界はもう英語が話せて当たり前で、プラスもう一カ国語。。。

そして、ミスたちから言われた言葉。
「You are the first Japanese I have ever met who can speak English better than me .」
(日本人で初めて私よりも英語が話せる人に会ったわ!)

「I didn't expect that Miss Japan can speak English」 
(ミスJAPANがここまで英語話せるとは思わなかった。)

嬉しいようで、世界から見た日本っていうのはこういうイメージなんだとガッカリもしました。


日本人はライティングやリーディングは得意ですが、肝心なスピーキングやリスニングが苦手です。


それは、私の個人的な意見ですが。。。
日本という国は島国で人種も日本人しかいません。

突然、見た目も全然違う外国人が目の前に現れて、さあ英語で会話しましょう!となっても萎縮しがち。。。それは当然、慣れていないからです。


また教科書の英語では生きた会話が聞けないので、リスニングも聞き取れない。


でも、「Skype」を使って早い段階から海外の同じ年の子供達と交流することによって、日本人独特の外国人コンプレックスをなくし、また話さなきゃ伝わらない気持ちが生まれることによって外国語学習の向上にもつながる。


外国語の一番早い学習法、モチベーション作りは海外に友達を作ることです。


話さなければ伝わらない環境、経験をもつことが子供達にはとてもいいと思います。きっとこれは大人にも言えることですよね。


将来のグローバル人を作っていきたい!


そして、ミスインターナショナル「美と平和の親善大使」の使命でもある、平和を世界に広げること。


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この「学生外交グローバルネットワーク」を通して子供達はお互いに平和について質問したり、話し合ったりしました。


アメリカの子供が「日本のみんなにとって平和とはどんな意味ですか?」と、とても12歳とは思えない質問をしてくれました。


日本の子は「平和とは戦争がなくて、原爆がないことです」と答えました。


日本はまさに世界で唯一の被爆国です。原爆がないことが平和。という答えはまさに日本らしい回答で、アメリカの子供たちも深く考えさせられたと思います。


子供達の発想は本当に純粋で私たちもただただ驚かされるばかりでした。

この授業を通して、国が違っても、文化が違っても、見た目がちがっても、友達
異文化を理解し尊敬する心を育んでほしい。


そして子供達から、「海を越えて遠いアメリカの友達も平和に対する願いは一緒だと思いました、この学生外交グローバルネットワークをどんどん続けていけば、世界は平和になると思います。」という嬉しい感想をもらったよ!

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最後に心の教育について。


最近、いじめが深刻な問題となって多くの子供が自ら命を絶っています。社会が成熟してくると、子供達の家庭環境も複雑化し、人とのつながりを家庭でも学べない子供も増えます。


今回は思いやりの心を持つために、子供達と一緒にハートを使って、授業をしてきました。


まず、簡単ないじめに関するストーリーを作ってその子が傷つく度にどんどんハートを破っていきます。


傷ついたハートは、気がつけばもうありません。
そこで、このハートをもとのハートに戻すために、子供達はどんなことをしなければいけないかみんなで話し合って、いい意見が出るたびにハートをセロテープでもとに戻していきます。



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でも、みんなが頑張ってもとに戻したハートは見た目は前と同じハートでも傷は残ったままです。だから、いじめられた傷は一生その子の心に残るんだよ。


というかなり省略して説明してますが、こんな授業も3年生のクラスでやりました。


もちろん、ピーターと一緒に「パフ」も歌って楽しく



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今後もミスインターナショナルというタイトルを使って、子供達や学生のために少しでもやくにたてることをやていきたいです。



せっかく世界一になって、色んな可能性の扉を開いたのだから


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たくさんのメディアからも取り上げていただき、嬉しかったです。


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