
なぜなら、我が家では嫁が稼ぎ頭だから、嫁の仕事中はこちらが子どもの面倒を見なくちゃいけない。
僕らの本業は研修屋さん。
企業の営業マン・販売員の皆さんに研修を行うのが仕事。
嫁が講師なので、研修中はほぼ自分ひとりで面倒を見なくちゃいけないし、
自宅での仕事中でも、嫁が仕事に集中するためには、こちらが見なくちゃならない。
保育園は入れないの?と思うかもしれないけど、最初は保育園に入れる予定だったのだけども、可愛い時期をどうしても育てたいっていう嫁の意向で入れずに育てることになったのだ。
そんなことで、なんだかんだいって毎日毎日僕も幼児の面倒を見てるわけ。
でね、産まれたての新生児から1才児までやってみたけど・・・

結論
まぁ、男には子育てなんてできんわ!!!
正直、男の中でも性格的には女性寄りなので、なんとかなると思っていたものの、どうにもなんねぇ!
仕事ができる男ほど、「俺は子育てもできる」なんてことを豪語しているシーンをみかけるけど・・・
せいぜい土日のどっちか遊んでいます、とか、おむつ替えます(小の場合に限り)って程度のもの。
世の中的に、男性の育児休暇を進めようという動きがあるけど、男性が育児休暇をとって母親かわりに子育てしようなんてことは考えない方がいいね

「仕事ができる」ことと、「育児ができる」ことは全く別。
決定的な違いは、自分でコントーロールできるかどうか。仕事は自分で考えて自分で完遂できるし、それによって周囲からも評価を得られる。
でも、子どもは全く、全然、1ミリたりともコントーロールできないし、面倒を見たからといって評価や権威を得られるものじゃない。
もちろん、奥さんは喜んでくれるので、「毎日嫁に尽くすことが生きがいに感じます」というタイプの人なら、それだけで幸せを得られると思う。
ただ、僕はそんな男にはなれん。
でね、ここまで読んでもらっていると、「お前がただのダメ夫だからじゃないか?」と思うかもしれない。
実は、僕自身がそう思っていた。
嫁が毎日毎日「かわいいねぇ、かわいいねぇ」と子どもを愛でている姿を見ていて、「こんな風にとても子育てなんかできん。俺はダメ父親なのか・・・?」と散々悩んだ時がある。
こちらは嫁と正反対に、オムツ替えも、泣きやますのも、ミルクをあげるのも(哺乳瓶拒否)、遊ぶのもしんどい

ただただ辛い。
子育てより仕事をしたい。毎日そんな気持ちばかりが募るわけですよ。
「なんで、こんなに辛いのかなぁ。」
そう思って、色々調べてみて、1つ分かったことがありました。
これがね、「男は子育てができない」という決定打ですよ。
女性は出産すると、ホルモンバランスが崩れて情緒不安定になる、なんてことを言われますよね。
1人の「女性」が突然「母」になるので、肉体も同じく変化しなくてはならない。
このホルモンの1つが、別名「愛情ホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」というホルモンなんです

男性にも分泌されるものの、圧倒的に女性が多く出せるのがこのホルモンなんです。
ちなみに、オキシトシンは、陣痛を促進したり、子宮を収縮させたり、母乳を分泌させたりする役割があるんですと。(1906年イギリスの研究者・脳科学者のヘンリー・デールによる)
このホルモンですが、出産後ももちろん継続的にでます。
赤ちゃんとのスキンシップが、ホルモンの分泌を促すそうで、究極のスキンシップの授乳の時にとてもたくさん分泌されるそう。
オキシトシンがたくさん分泌されると、それだけ赤ちゃんのことを「愛おしい」とか「かわいい」と思えるわけ。だから、母は無償で子どもを愛せるわけですよ

でね、結局何が言いたいかって言うと、男はオキシトシンの分泌も女性より少ないし、授乳だってないわけなので、「可愛い」と思えるレベルが圧倒的に母には負けてしまう

生物的にパパはママより深く愛せないんですよ。
(もちろん、ママの中には、それでも虐待やネグレクト(放棄)をしてしまう人も現実にはいていますが・・・)
赤ちゃんと接する時、ママは「自分の一部」として接することができても、パパは「他人」として接してしまう。
だから、泣いた時、ママは「泣いていても可愛い」と思えても、パパは「なぜ泣きやまないんだ」って感じてしまうわけです。
これが、男が赤ちゃんの子育てに向かないという理由。
だから、もし夫が育児休暇をとるのなら、夫はなるべく家事に徹した方が良いと思う。
むしろ、家事こそが子育て。家事こそが仕事。と思いながら関わるほうが精神的に楽になれるんじゃないかな。
