さらにまた別の夢
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インド人の少女とアジアのどこかから宇宙に行ける体験型の飛行船(宇宙飛行船の中を観光できるツアー)に乗ると宇宙に詳しい飛行船内案内人のインド人博士、ミセス・マーズに出会った。
ミセス・マーズとは他愛ない話を交わしながら船内を移動。
船内は大勢のインド人の14歳~18歳くらいの少女たちがいた。
船内はとても広く、新幹線みたいに多くの席があり、一緒に乗り込んだ同行したインド人少女に「あなたが試し座ってみたら?」と、はしゃぎながら船内の座席に座らせ「このまま宇宙に行きたいわね」と会話してるとミセス・マーズ博士が「この宇宙船は木星と火星に行くけど、今は月に行くのが人気よね」とおっしゃった。
宇宙船の中を観光するだけのものなのに、中には宇宙飛行士や宇宙船に常駐してるメカニックもいて、妙にリアルな現場だった。
よくテレビで見る宇宙飛行士も何人かいて(現実では存在しない夢の中では有名な宇宙飛行士)、公にはされてないけど、決められた回数よりも多く宇宙に行ってる宇宙飛行士だとミセス・マーズ博士が教えてくれた。
飛行船内の奥の方に大きくて長い羽をたくさん身につけた翼の大きな細長い首の上に冠が生えたような鳥が 1羽、いた。
それは見たというより、たまたま私が目撃しただけという感じ。
飛行船内の観光が終わると、船外に出た。
船外に出るとミセス・マーズ博士から「あなた、もしかして、あの鳥を見た?」と声をかけてきた。
先程までの観光案内人の口調ではなく、普段の暮らしの中の博士はこういう話し方なのだろうなと想像できる口振り。
「とても美しい品のある大きな鳥ですね」と私がこたえたら、
「あれはね、死なない鳥なの。これから火星に移動するのよ。多くの人に知られたらあの鳥の血清を採られて永遠の命が欲しいと願う富裕層たちに狙われてしまうでしょう。だから火星に逃がすのよ。あなた、見なかったことにしてちょうだいね」と、ミセス・マーズ博士が言った。
大勢のインド人少女たちと下船すると、乗船するときに一緒だったインド人少女とはぐれてしまって、どうしよう!
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と、
あわをくうところで目が覚めた。
寝てるときにこういう夢を見ると、寝た感じがしないのですよねネムイ