先ほどTWITTERでこんな面白い数字をESPN記者ジェリー クラズニックさんのRETWEETによって発見しました。これはBASEBALL-REFERENCE.COM情報です:

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野球の試合中、ある選手が「あとスリーベース ヒット一本でサイクル ヒット達成!」などの場面がよくあります。マリナーズ戦を実況していても最近二回そういうケースがありました。

8月6日には外野手、ライアン ランガーハンズがロイヤルズに対してあと三塁打一本でサイクル更新になっていたが、結局4打数3安打で終わった。

8月14日には捕手、ジョシュ バードがクリーブランドであと三塁打一本でサイクルにたどり着いた。しかしその日4本目のヒットはシングル。結局バードは5打数4安打。マリナーズ史上5回目のサイクルならず。

(イチローも4月16日に対タイガースで、あと本塁打を打っていれば、サイクル更新になってたが、このディスカッションには関係ありません。いずれにしろ、最後の打席は四球。イチローはその日結局3打数3安打だった)

マリナーズの両ケースをみても控え選手がサイクル ニアミス達成。つまりサイクル ヒットまであと三塁打一本と言うケースがいかに珍しくないかと調べてみると、本当に珍しくない!!

今シーズンだけでも、メジャーでこれはなんと172回達成されている!

そして、このサイクル ニアミスの通算最多リストは次の通り:

ルー ゲーリッグ   42
ベーブ ルース   38
*アレックス ロドリゲス   38
テッド ウィリアムス   35
バリー ボンズ   35
スタン ミュージアル   32
ビリー ウィリアムス   32
フアン ゴンザレス   32
ジミー フォックス   31
ウィリー メイズ   30
ロジャーズ ホーンズビー   30
アル シモンズ   30

*現役リーダーはロドリゲス。現役2位はマグリオ オルドニェス(26)、3位はアルバート プホルス(25)

ロドリゲスのサイクル ニアミスの数は異常!しかしARODはすでに1997年6月5日にサイクル ヒットを達成している。

ちなみにサイクル ニアミス王のゲーリッグはサイクルヒットを2回達成した。ルースは一回も達成しなかった。

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偉大なるブレット ファーブ、これまで19年のキャリアの成績を振り返ると:

MVP:3回
プロボウル:11回
18年連続3000ヤード パッシング
12年連続TDパス20以上

ファーブが持つNFL記録:
パスヤード:69、329(2位ダン マリーノ:61、361)
TDパス:497(マリーノ:420)
コンプリーション数:6、083(マリーノ:4、967)
インターセプション:317(2位ジョージ ブランダ:277)

1991年にファーブはアトランタ ファルコンズにドラフト2巡目(総合33位)でサザン ミシシッピ大学から指名された。ちなにみ現在1991年に指名されてNFLで現役生活を続けている選手はたった一人:パンサーズのキッカー、ジョン ケーシー。

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40歳のブレット ファーブが今日ミネソタ州のバイキングス本部で今シーズン初練習を行った。2週間前には「ファーブついに引退!」と報道されていたが、誰も信じていなかった。やはり予想通り、ファーブは復帰した。実は今日の復帰のタイミングは関係者には驚きではなかった。ちょうど一年前の今日、ファーブはバイキングスと2年、2500万ドルの契約を結んで引退から復帰した。今シーズンはファーブ、年俸が1300万ドルのはずだったが、なんと年俸アップにもなった。今シーズン、ファーブは1650万ドル(プラス350万ドルのボーナスの可能性もある)稼ぐ事になる。

もちろんファーブが引退を検討していた理由は金銭的なことではなく、足首の状態だった。昨シーズンのNFCタイトル戦で左足首を怪我したファーブは今年6月に手術を行った。8月上旬の時点でファーブはチーム関係者、選手にもう今年はプレーできないかもしれないと打ち明けていた。

今日初練習の後、ファーブはこう語った:「復帰した理由はスーパーボウルに進む大きなチャンスがあるからだ。このチームは強いからね、他のチームよりは可能性がずっと高い。。。しかし今季復帰するかどうかに関してはとても難しい決断だった。3人が(ベテランのスティーブ ハッチンソン、ジャレッド アレン、ライアン ロングウェルがミシシッピのファーブの自宅に説得)に来てくれた事は大げさに取り上げられているが、もちろんチームが最も大切だから復帰した」

体のコンディションに関して:「文句無しだね。と言っても100%ではないが、去年も一昨年も100%じゃなかったからね。309試合連続出場しているんだから、文句無しだね。。。しかし今シーズンフル出場は保証できないよ。21歳の時だってそんな保証できなかったからね」

10月には41歳になるファーブ。しかし去年は19年目にして通算ベストのQBレーティング(107.2)、コンプリーション%(68.4)を記録したファーブはNFC決勝戦の4thQに痛いインターセプションを投げてしまった。あとショート パスを一つ決めて、FGが決まっていれば、バイキングスは33年ぶりのスーパーボウル進出だった。「あの場面、スーパーボウルに進むことは我々の運命だと思っていた。あともう少しでこのチームをスーパーボウルに導いていた。それだからこそチームに借りがある様に感じる。だからもう一回チャンスがほしい」と最近は白髪の多いファーブ、意気込みは21歳の時と同じだった。

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