今回は今シーズンBABIPがトップ10の選手を分析:

(BABIPとはインプレーになった打球がヒットになる確率:リーグ平均は.299)

BABIPトップ10:

1)オースティン•ジャクソン、DET:.426、打率:.309
2)デイビッド•ライト、NYM:.397、打率:.310
3)ジャスティン•モルノー、MIN:.392、打率:.347
4)ジョシュ•ハミルトン、TEX:.389、打率:.343
5)エードリアン•ベルトレ、BOS:.387、打率:.349
6)デイビット•フリーズ、STL:.376、打率:.296
7)イチロー、SEA:.375、打率:.335
8)フレッド•ルイス、TOR:.373、打率:.290
9)ブレット•ガードナー、NYY:.369、打率:.321
10)デイビッド•デヘスス、KC:.368、打率:.331

おまけ(AL&NLの首位打者)
11)ロビンソン•カノー、NYY:.367、打率:.358
11)マーティン•プラド、ATL:.367、打率:.334


この数字を見るとこの先急激に打率が下がると予想できる選手は次の通り:
•ジャクソン
•モルノー
•べルトレ

•この中、べルトレの打率が一番下がると予想。なぜならべルトレの通算BABIPはリーグ平均(.299)
より低い.294だからだ。。。べルトレは今シーズン間違いなく好調だが、これまで記録したヒットの多くは運良く野手のいないところに飛んでいるからべルトレの打率もBABIPも高い。
•ジャクソンはマイナーリーグでの平均BABIPが.350位だったが、現在のBABIP.426をフルシーズン維持できないだろう。打率もBABIPと一緒に下がるはず。

打率が確実に下がる選手:
•ハミルトン

打率が少し下がる選手:
•ライト
•ガードナー
•デヘスス
•カノー

•カノーの場合、打率は.358から必ず下がるが、どんなにBABIPが下がったとしても(ちなみにカノーの通算BABIPはリーグ平均より高い.325)通算打率の.311を上回るだろう。シーズン終了時の打率は.334になると予想。

打率が変化しないと予想される選手:
•フリーズ
•イチロー
•ルイス
•プラド

•以外な発見:イチローの通算BABIPは.358。フレッド•ルイスの通算BABIPは.362。それもプレーイング•タイムを重ねているのでこれはまぐれの数字ではない。
•プラドの通算BABIPは.345。つまり現在のBABIP.367はそれほど平均より高いわけではない。つまりプラドの打率.334は今シーズン維持できると予想。

つまり今シーズン、NL首位打者はプラド?一方、ALの首位打者争いはイチローとカノー??

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