一般人を撮るときに
顔がの写りがいい感じに映らない原因は
顔に出る緊張感が
表情を硬らせているからなんですね。
なので
緊張させないために
カメラマンは
さまざまな工夫をしていると思います。
私も
色々と工夫をしています。
私が実践している中で
最も効果的な
緊張させない工夫が、これです。
●撮影開始を曖昧にする。
あなたも
撮れれた経験があるなら
「はい!撮るよー!」とか
「撮りますねー!」って言われて
急に
体が緊張し始めるって経験ありませんか?
それこそ
少し体が緊張するレベルから
ガチガチに硬くなる人までさまざまです。
これは
カメラマンが
『撮るという宣言』に対し
撮られる側の体が
身構えるために起こる緊張ですね。
『撮られるモード』と名付けましょう。笑
この
撮られるモードになってしまうと
体だけでなく
表情まで硬くなってしまいます。
ですので
『撮るという宣言』をしなければ
『撮られるモード』のスイッチを
押さなくて済むんですね。
では、具体的に
どうやって
撮影を開始すればいいのか?
●大まかに、二つのことをやっています。
まずは
立ち位置を気にせず、テキトーに始める。
被写体を
立ち位置に立たせる行為も
『撮るという宣言』になりうるので
「ここに立ってください。」という言葉も
『撮られるモード』のスイッチを
押してしまうんですね。
なので最初は
『撮られるモード』のスイッチを押さないために
とにかくカメラを向けて
顔を撮るという行為だけする。
ほんと申し訳ないぐらいテキトーに笑
適当ではなく、テキトー笑
これによって
この後の真剣な撮影でも
『撮られるモード』のスイッチが
入 ら な く な る ん で す !
理由は
撮られることへのハードルが、暴落するから。笑
撮る側がテキトーなので
撮られる側もテキトーになるんですよ。
で
徐々にギアを上げていくんです。
そうすると
緊張感は無いまま
いい写真が撮りやすくなるんです。
次に
●会話の流れで、撮影のペースを作る。
これは
皆さんも撮影する以上
やってるとは思うんですが
『お客様として意識するあまり
会話に壁がありませんか?』
壁を作ったり
撮られる側が壁を感じた分
『撮られるモード』のスイッチが、入りやすくなるんです。
なので
壁を感じない話し方を意識してください。
とは言え
相手は『お客様』ですので
いきなりタメ口とかはやめてくださいね。笑
別のスイッチ入っちゃうんで笑
では
どうすればいいかというと
日常会話をしてください。
天気とか
今ハマってるものとか
『とにかくお互いに
楽しめも暇もしない3分間の会話。』
これです。
この会話の流れで
テキトーに撮り始めてください。
会話が苦手だよって人は
以下のことに注意してみてください。
●自分の話をしようとしない。
●考えを主張しない。
●あわてない。
●焦らない。
●全集中の深呼吸。
つまり会話とは、相槌のことです。
さらに言うと
会話中
両手でカメラを持たないでください。
ここは日本なので
想像しづらいと思いますが
両手で銃を持った人と
片手で銃を持った人
どっちが確実に
こっちに当ててくると思いますか?
まあ
やべえのは片手で銃持ってるやつですけど
当ててくるのは両手で持ってる人ですよね。
初めての人って
目を見て話すより
体を見て話してきます。
(ちなみに男性が体を見て話してきた場合は
銃をぶっ放していいです。)
なので
手や姿勢から
意思が漏れ出しているのを
感じ取られたりします。
自分の意識も
手や姿勢に出やすいってことです。
その辺も意識してみてください。
鍵はテキトーです。
で
徐々にギアを上げていく。
これだけで緊張感って無くなっていくので
みなさんもぜひ取り入れてみてください。