こんにちは。育休新米パパです。

今日は出産後から退院までの妻の様子について書いていきます。

前回のブログで書いた通り、妻は帝王切開での出産でした。

(ちなみに出産全体の約20%が帝王切開で行われており、帝王切開は結構普通です)

普通分娩の方は出産するまでが痛みのピークだと思いますが、帝王切開は出産後が大変です。

やはりお腹を切っている訳なので、個人差はありますが麻酔が切れると数日間はかなりの痛みがあるようです。それは例えるなら、、、男にはわかりません汗

病院によって異なるのかもしれませんが、我が家がお世話になった産院では帝王切開の場合は出産当日を含んで7日間入院でした。

0日目

出産当日。前回のブログに書いた通りですが、麻酔の影響があり妻の意識は朦朧とした感じでした。

ちなみに私は当週の自分のごはんを作りました。料理一応できます!普段妻の助手として勉強したスキルがここで生きました!

1日目

妻とテレビ電話。無事に意識が戻りました!前日は麻酔の影響と言えど意識がはっきりせずとても心配でしたので、一安心。痛み止めの麻酔をまだしており、痛みはないとのこと。我が子とは少しだけ会うことができたようですが、まだ肺呼吸が安定せずすぐに保育器に戻りました。赤ちゃんは超絶かわいい、天使、うちの子が一番かわいい笑、などのコメント。

2日目

妻とテレビ電話。痛み止めの麻酔が切れたらしく(ロキソニンに切り替わった)、お腹が激痛とのこと。顔色もあまり良くなく、熱も37度5分。帝王切開後は熱が出るというのはよくあることのようですが、コロナのせいで面会もできないのでとても心配でした。。

3日目

妻から電話。今日は映像なしか、と思ったら電話の向こうですっごい泣いてる。。

エ、え、え、?どした??

話を聞いていると、経験したことのない激しい頭痛があるらしく、看護師さんに聞いたら、麻酔が体内に残っている影響とのこと。なので水をたくさん飲んで麻酔を体内から排出するしかない、と言われたみたいです。

ただ、妻はその痛みの理由について納得できなかったらしく、帝王切開 術後 頭痛とググってしまった!みたいで。。すると髄液が漏れている、1ヶ月続く、何年も治らない、といった情報を読んでしまったとのこと。。

それで、この痛みが今後続くことの恐怖、家に帰れないのでは、赤ちゃんを育てることができないのでは、家族と会えないのでは、といったことを考えてしまい怖過ぎてたまらなくなったことが号泣の原因だったようでした。

出産前は気丈に振る舞っていた妻でしたが、産後は思った以上の身体の変化が起こり抑えていた感情が溢れてしまったのかな、と感じました。面会しに行ってそばにいてあげることさえできず、ただ電話口で励ますことしかできない自分が無力すぎて。

でもそれしかできないもどかしさ。。とにかく水を飲むしかない、とひたすら励まし続けてこの日が終わりました。

4日目

朝、妻からLINE。今日は昨日より頭痛もマシで耐えられるレベルになったとのこと!!よかったーー!

昨日はもうものすごい心配して食欲もなかったのですが、ホッと一安心です。

と、思ったら昼頃に電話。また泣いている。。。私の心の中は心配が爆発しました。

内容を聞くと、やっぱり昨日と同じ頭痛がきた、もう治らないんじゃないか、ホントに怖過ぎて、そばに甘えたい家族もいなくてどうすればいいかわからない、とのこと。

やっぱり話を聞いてあげることしかできません。もうドクターどうにかしてくれ!!

俺の妻を今すぐ治せ!!!って感じで私も一日中ドッキドキでした。。

一方我が子は肺呼吸がしっかりとできるようになり、保育器から出ることができました!

(ちなみに、何かの本で読みましたが、一般的に女性の話は、しっかり聞いて共感してあげることが一番大切で、そうすればスッキリするから、特に解決策を提示する必要はないらしいです。一方男性は解決策を提示することが大切だと思っているから男女は分かり合えないという仕組み。男女の脳の仕組みが異なるために上記のようなすれ違いが起きてしまうみたいです。だから、とにかく妻の話は最後まで聞くようにしています)

5日目

朝、妻からLINE。今日は今のとこ頭痛はマシ。あーよかった!

でも、また昼頃から痛くならないか心配でした。

昼を迎え、夕方を迎え、、、朝の痛みをキープしているとのこと!

夜妻とテレビ電話しましたが、顔色も良くなって会話も普通にできるように!!!

これは明日に希望が持てる、と2人で明るい会話ができました。

また、お腹の痛みは頭痛が酷過ぎて忘れてたけど、普通にめっちゃ痛いとのこと。

歩行はできるけど痛みなく通常の生活ができるようになるのは1ヶ月が目安みたいです。

6日目

朝、妻からLINE。頭痛がほとんど消えており、夜もちゃんと睡眠がとれたし食欲も少し戻ってきたとのこと!予定通り明日退院もできるとドクターから言われたみたいです!また、この日から24時間母子同室で過ごしていました。

我が子は天使すぎてかわいすぎてもうやばい、と笑

いやーよかった。ホントによかったよー。泣いてないけど少し泣きそうになった私なのでありました。明日妻子の帰宅に備えて家を掃除しまくり、お金や書類の確認などをして過ごしました。

7日目

朝10時頃、無事母子ともに退院。窓口支払いは25万円。高い。費用については前回のブログに書きましたのでご参照いただければと思います。

待ちに待った我が子との対面!ああ、ちっちゃい。ああ、かわいい。かわいい。かわいい。そんな感じ笑

無事帰ってきた妻に最大限の労いと感謝の言葉を伝えました。口下手な私ですが、この時は流れるように言葉が出てきた気がします笑 本気でそう思っていたんです!

まとめ

正直、出産が命がけであることは理解していたつもりですが、実際に妻の出産後に発生した上記のような経験を通して、出産のリスクや壮絶さ、尊さを本当に理解できた気がします。子どもは2人欲しいなーなんて考えていましたが、2人目については簡単には考えられなくなりました。今度もし本当に妻に何かあったらと思うと。。。

今回の出産を通して改めて、妻は最も大切な人のうちの1人であることが認識できました。妻の言うことには8割くらい従おうと思ったのでした笑

また、我が家は幸いにも母子ともに健康で退院できましたが、これは普通ではなく本当にありがたいことです。無事に戻ってきてくれた妻子をしっかり守っていこう、と決意をしたのでした。

 

ただつらつらと書いているだけで面白みのない文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

次回からは子育ての様子について書いていきたいと思っています。