明日から6月 | Cookie Style

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人間二人と猫6匹の同居生活 in Las Vegas Rose Garden

明日から6月です。6月といえば楽しかったことと悲しかったことの両方の思い出がある月。

 

  思いもかけず、今は亡きジョンと結婚したのも、また、突然お葬式をしたのも6月。


今朝、明日からは6月だなあとブログを開けたら、”4年前の6月に揚げた記事があります”
とのアメブロからの連絡で、そういえばメモリアルデーにお墓に行って来たなあと、4年前の

ブログを読み返してみて、その時の自分自身の思いと、たくさんの頂いたコメントをもう一度

読み返すことで、今現在の私は、”ジョンに褒められるような人生を生きているだろうか” と、自問自答しています。
 

あの時の私は無我夢中で、4年後に、今現在のような穏やかな生活が待っているなんて思ってもみられず、ただガムシャラに、手探りで毎日の目の前にある雑事と格闘していました。

とにかく、私とは正反対で、自分には厳しく人には優しかったジョンは、急ではあったけれど、私のために出来るだけ精一杯のことをして、この世を去ってしまったその現実と直面した私。


今思えば、彼が何より嫌ったのが、周りの人に迷惑をかけること。それなのに、人に対しては、
この上ないお人好しで、頼まれれば喜んで手助けするのが生きがいのような性格なのに、
家族

みんなが軍人の家系で転勤や移動が多く、しかも彼は人見知りときているから自分から話す友人も出来にくく付き合うのも自分の家族だけ、人間が大好きで、知り合いも多い私が羨ましかった

らしく、私の知り合いが我が家にやって来ると、自分も加われるので嬉しくて、自分から接待や料理をかってでる有様。

 

最初は、誰とでもすぐ知り合いになる私にびっくりしていたけど、段々、それが私の自然の姿だと解ると、特に私の知り合いに対しては、自分の身内になったように感じるらしくみんなと一緒に何でも楽しみたかった様子です。


結婚以来、私が60歳でリタイアするまで、仕事をしていた私には、仕事と自分がやりたい
庭仕事以外は、家の中のことも、他のことも何もさせなかった、まあ、彼はすでに早期リタイアしていたので、時間も自由になったし、家事も一人で何でもこなせるから、長年の習慣で自分風に生活をやりたかったのだろうと思い、その頃の私は自分の仕事が手一杯で、喜んでやっているのならと、私の都合もその方がいいので、ズルズルと全て任せてしまっていたのだけれど、そうはいっても、今思うと、
自分の死後のことまで段取りを自分で済ませて、みんなが寝静まった

真夜中に一人で突然旅立ってしまうのってジョンといえばジョンらしいけど、それってあんまりじゃあないか、水臭すぎるよ。

 

ならば、私は、いつも空から見張っているジョンにもう心配かけないように、目一杯頑張って、
しかも、”ジョンに羨ましがられるように残りの人生楽しく生きるしかない”、私のノー天気さを笑いながら羨ましがっていたジョンのためにも。

毎年、毎年6月が来るとこれからもずっとそう思うんだろうなあ。

 

私の様々な、しょーもない話 を聞くのが大好きだったジョン、ジョンのいなくなった後のまだ知らない盛りだくさんの話をお土産に、いつかは解らないけどそっちへ行くから、その時が
来るまでは楽しく穏やかに日々を過ごしてみるから、私のことはもう心配はいらないので、

ジョンの後を追って、1年前にそちらへ行った一番仲良しだった弟のダンと、好きな本や映画の

話などしながらゆっくりしていてくださいな。
下界ではコロナ騒ぎで大変ですが、一番下の弟のクレッグや奥さんのカーラ、ダンの奥さんの

ルチアともこちらは楽しくやっています。

 

庭植えのアマリリスと玄関の鉢植えの紫陽花が咲き始めました、雨の一滴もなく43度でも。