大好きな『ガラスの仮面が』
大好きな蜷川演出で
わが家から車で20分の「さいたま芸術劇場」で
しかも明日が最終日ということで観劇してまいりました。

幕が上がりっぱなしの
奥行きの広いむき出しの舞台

客席のライトはこうこうと照らされ
客席からバックツァーの団体が上手、下手から
舞台に上がって行きます。
一人、二人と客席から舞台に上がり
着替えをしたり
ウォーミングアップを始めたり

ツァー客が舞台から降りるころには
練習場に集まった研究生たちが
一斉にバレエのバーレッスンを始めます。

幕はとっくに開いていて
観客は舞台に引きずりこまれています。

舞台装置は
美内すずえ作『ガラスの仮面』の登場人物が
大きなパネルになって入れ替わり立ち替わり現れます。

マヤと月影千草と出会い
マヤが月影劇団に入り
ライバル姫川亜弓との出会いなど
原作に忠実に再現されていきます。

まみんごさん期待の蜷川マジックが
ファンタスティックに繰り広げられます。

蜷川演出でありながら
美内作品のイメージをこわさず
理解し再現したことに感動とともに驚きました。

2300名もの応募者から選ばれた二人の主役

北島マヤ役の大和田美帆は
大和田漠、岡江久美子を両親に持つ
姫川亜弓のような生い立ちで
すでにデビューしていて安定した実力の持ち主
けれど初々しい素人っぽさを演じると
マヤそのものです。

姫川亜弓役の奥村佳恵は全く無名の新人ですが
大人びた雰囲気、容姿が亜弓そのもの
姫川歌子役の月影瞳と本当の母子のように似ています。

青木麗役の月川悠貴
一角獣劇団員の面々
紅天女やダンスを披露した祐輝薫などが
印象に残りました。

本当の主役は
月影千草役夏木マリ
彼女の存在感が格調高く見ごたえのある舞台に仕上がっています。

いつまでもカーテンコールはなりやまず
今もリフレンしています。
もう一度見たいと思わせる舞台でした。

もっとご報告したいことが沢山ありますが
明日はさいたま芸術劇場の最終日
その後大阪、北九州と公演は続きますので
エチケットとして
細部までのご報告は控えさせて頂きました。