アンを訪ねてギルバードがやってきました。

再会を喜び合う二人でしたが

ギルバートはアン以外の女性と

婚約したことを彼女に伝え去っていきました。

アンにも求婚者が現れます。

資産家のハリス、彼とはグリーンゲーブルで偶然出会い

アンの生徒の父親として再会したのです。

誰もがうらやむほどの素敵で大人の男性ですが

アンも惹かれながらもプロポーズを断りました。


彼女はギルバートの忠告を聞き入れ

グリン・ゲーブルスの自然と人々を題材とした

小説を書き出版することになりました。

休暇でマニラの元に帰るとギルバートが重病で

生死をさまよっているという噂を耳にします。

彼女は初めてギルバートへの真実の愛に気づくのでした。

アンの看病でギルバートは快方にむかい

あらためてアンにプロポーズをします。

そしてアンが溺れているのを助けた橋の上で

熱い抱擁とkissを交わして、めでたし、めでたし。

昔読んだのはこの辺まで。


「アンの結婚」は長い婚約期間を得て

ようやくアヴォンリーで結婚式を挙げた二人でしたが

翌日にはギルバードが志願兵として戦場に旅立ち

離れ離れになってしまいます。

ギルバートを探しにアンは戦火のヨーロッパへと

舞台を移し物語は続きます。

でも大丈夫、最後は二人でグリン・ゲーブルスに戻ります。

原作は「アンの娘リラ」まであるので、ぜひ読まなくては。

母親としてのアンにも学ぶべきことがありそうな気がします。


ところでP・エドワード島の風景は吉村和敏の写真集

「赤毛のアンに出会う島」金の星社でも楽しめます。


アンがグリン・ゲーブルスに初めて降り立った季節

リンゴの花が満開のころ「歓喜の白路」を馬車で通りたいし

カエデやサクラの紅葉の季節も見てみたい

思いはつのるばかりです。