【1月22日】

6時半起床

前夜遅く5日ぶりに夫が出張から戻ったので大量の洗濯をする。

FacebookのFIPコミュニティに投稿。

寛解の報告、ずるずる遅くなったのは検査結果の半分以上が手元にないから。

次の検診は半年後だから今回は検査結果を送ってもらえるかと思っていたが、どうもそれはなさそう。頼めば送ってくれるだろうけど。

1時間くらいかけて文章にした。

このコミュニティのおかげで孤独な闘病にならずにすんだと思う。

人間も何か重病、難病になった時は患者の会（家族会含め）に入るといいと聞く。

治療にあたる医師よりも切実さをもって勉強しているから、深く細かい知識があるし、最新の情報交換ができる。

すべてが正しいわけではないし、情報に右往左往することもあるけど、最後は自分で考えて選択する、それは他のどんなことにも通じる。

とにかくコミュニティには感謝している。

11時に家を出てバス、電車を乗り継ぎ、清澄白河駅で降りる。

深川江戸資料館の小劇場へ。

『桂雀々古今亭菊之丞二人会』

寄席は本当に久しぶり。

お芝居のチケットを取るときイープラスで目に入った『桂雀々』という名前。

大阪出身の自分には親しみがある。

弟子入りの際、師匠の枝雀が彼に会ったその時に『雀々（じゃくじゃく）や…』と名前が一瞬で決まった話とか、エピソードもけっこう知ってる。

すごく面白いことを言いそうで、ここ一番ピタッとはまらなかったり、滑舌があんまり良いといえないし、よく噛むし、おそらく素質的にはそれほど恵まれていないのかもしれないけど、なんとなく憎めない、気になる人だった。

独演会、落語会を精力的に開いているとカゼノウワサで聞いたから、雀々、どんなふうになっているんだろうと。

夫も行くというのでチケット2枚取った。

今日行って思ったのは、雀々、ぜんぜん変わってない。

フリートークでは噛み噛みやし、面白いこと言いそうで肩透かしするし、本編もアワアワなったとこあるし。

変わってないやん。

せやけど。

なんか良かったで。

すごい頑張ってる。

ものすごい早口の噺をフリートークの時ほどは噛まずにガガガッと喋るんは、めちゃくちゃ稽古いっぱいしてるからやろうし。

懐かしい大阪の、玉造とか住吉とかの地名、そこに住まう人たちのやかましさ、人の良さ、わけのわからなさ、上方落語は聴いても何も残らん、役に立つことは何ひとつない、ただその時笑うだけ。

古今亭菊之丞の上品で粋な江戸落語とは真逆で、どちらもそれぞれの味わいがあった。

このチラシ、当日初めて目にした。チケット買う時もどこにも出ていなくて、深川江戸資料館のＨＰ、念のため1/22の予定を見たら落語会の案内が全くなくて、ちょっと不安になって電話して聞いた。

『こちらの主催の会ではないので』

公共の施設あるあるなのか。それにしても割り切りすぎ。

開場前に近くのメキシカンカフェへ

ご夫婦でされてるこぢんまりしたいい感じのお店

メキシコビール、飲んじゃいました

ブリトーボウル、絶妙なバランス、美味い

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【にちにち】1月22日のこと