年々厳しくなる暑さの中、もし停電してクーラーや扇風機が使えなくなったら…?
在宅避難でもそのしんどさは容易に想像できますが、避難所となる体育館などは、さらに熱がこもりやすい環境です。
備えたら放置しがちな防災リュックですが、夏には暑さ対策グッズをプラスすることが必須となりつつあります。
さらに、小さな子がいるママは、あせもや虫さされにもしっかり対策しておきたいところ。
この記事では、被災時に活躍するひんやりグッズをはじめ、夏に備えておきたい防災グッズを紹介します。
夏用の防災グッズの備え方
いくら暑さ対策が必須とはいえ、防災リュックの容量には限りがあります。
特に子どもを抱っこしたり、手をつないだりして避難するママは、リュックを軽くしておく必要があります。
方法はいろいろありますが、「季節袋」を作ることもそのひとつ。
季節が限定される備えは袋にまとめておき、避難するときの状況に合わせて入れ替えます。
また、1次の備えと2次の備えの区別をつけておくことも、軽量化につながります。
1次の備えは被災直後の1~2日を乗り切るもの、2次の備えは、その後の長期的な避難生活を支えてくれるものです。
防災リュックの中身は、1次の備えに絞りましょう。
熱中症対策!夏の暑さをやわらげる防災グッズ
まずは、停電時に活躍してくれる暑さ対策グッズをご紹介します。
防災リュックに最低限入れておきたい暑さ対策グッズ
夏用マスクは、新型コロナウイルス対策として追加しています。
基本の備えの中にもマスクを入れていますが、長時間つけることを考えると、夏用に作られたものもあると安心です。
非常時にマスクかぶれになってしまうと対応が難しいので、できるだけ使い慣れている製品を入れるようにしてください。
マスクの中に入れるインナーシートも、普段から使っているものがあれば入れておきましょう。