先日シニアヨガに通ってくださっていた

お二人の方がお亡くなりになりました。




お一人は90代の方で

亡くなる前の週にもヨガに来てくださってました。

くも膜下出血だったそうですが、

倒れる直前まで楽しそうにしてらしたそうです。




社交ダンスや日本舞踊をずっとしてらっしゃったそうですが、

最近は裏方で発表会のサポートをしてました。

いろんなアクティブな運動が次第にできなくなってもヨガはできる。

ヨガや俳句、町内会の旅行など

毎日健康で楽しく過ごすことがこれだけ

人をしっかりさせるんだなあ。

というお見本みたいな方でした。




90年以上の人生で考えた時に

私が関われた時間はほんの僅かかもしれませんが、人生の終盤にお付き合いさせていただけたことは本当に奇跡てきなことで、

感謝しかありません。




横浜の空襲の話や

70代まで現役で社長業をしていたことなど

とても貴重なお話を聞かせてもらいました。





もうお一人の方は長年パーキンソン病を

患っていた80代の方で

もう何年も自発的に外に出たいということは

なかったようですが、

通ってる娘さんがある時一緒に行く?

と聞いたら、行きたいと言ってくださったらしく、3ヶ月ぐらいでしたが、

なんとか来てくださっていました。




動かせるところはわずかで

それもわずかな動き

1人では立つことも歩くことも難しい状態でした。

死にたい。とおっしゃられることもあり、

人生の終盤はとても苦しいもののようでした。

それでもたまに笑顔を見せてくれたり

いつも最後は小さな声でありがとう。





ほんのわずかでもほんの少しでも

いい時間となったのなら






店じまいするデイサービスからの引き継ぎで

シニアヨガのクラスを

持たせていただいて3年ほど




引き継ぎをしてくださった

看護師でもある先生からは

シニアヨガのクラスは辞める方は

少ないけど、

年に何回かは永遠のお別れをしなくては

ならないことがあります。


と言われました。


どれだけ絶望するんだろうかと想像して

そこからしばらく覚悟していましたが、

みなさんお元気で通ってくださってましたので、その先生の言葉は記憶の奥の方にしまいこんでました。




そんな忘れた頃の訃報。

しかし、聞いた瞬間


感謝の気持ちがたくさん🍀


尊敬の気持ちがたくさん🍀




人は誰でも今生にお別れをするときが

くるけれど




穏やかに迎えられるかは

いかにして人生を実感のある充実したものに

していくかにあるのではないかと思います。



今日は広島に原爆が投下された日

シニアヨガには

原爆の被爆者手帳をお持ちのかたもいます。

ヨガがお役に立てますように。



たまに今の仕事についての迷いや

意義がよくわからなくなってきたときには

このことを思い出そう。



今の自分にできることを見据えて


これからの自分にできることを




読んでくれてありがとうございます。



shanti.