巡禮記の先達のお仕事で、この春から
何回かに分けて、
西国三十三所札所観音霊場巡礼ツアーを
開催しています。
四国八十八ケ所札所のお遍路ツアーは
去年一通り満貫しました。
今年は西国三十三所観音霊場巡礼の
ご先達のお仕事、ということで
観音さまに祈願しつつまた新たな皆様と
巡礼しています。
今回は前回に続いて4番札所施福寺から
8番札所の長谷寺までを巡礼してきました。
ここは、葛井寺の鎮護社である辛國神社⛩️
こちらは龍の眠る池のある義淵僧正様伝説の龍蓋寺（岡寺）
壷坂寺（南法華寺）の眼病封じの観音さま。
このツアーのあとで、
巡禮記のツアーならではのアフターフォローとして、参加してくれた皆様のグループで
お伝えしていることがあります。
今日はそれを一部公開してみますね。
以下、参加の方のグループで
載せたもの原文です。
巡禮記の凡夫先達のいるツアーの雰囲気を
感じてもらえたら嬉しいです。
【長いけど、先達あとがき】
西国三十三所札所観音霊場を
巡礼するということは
お参りしている巡礼の数日だけが
メインなのではなく、
それ以外の日常にこそ
観音菩薩の功徳を感得しながら
生きることを、
ご仏縁人生プロジェクトの
メインイベントとして
プレゼントされます。
現地お参りのひとときは
観音通信制学校のスクーリング
みたいなもんだと思います。
巡禮記として元も子もない話をしますが、
観音さまの功徳は、結構ミラクルです。
例えば
壷坂寺の眼病封じの観音様の伝説では、
（夫婦観音様のとこ）
失明した夫と共に身を投げた妻、
その夫婦の命が助かり目も治っちゃった！
ミラクル。
長谷寺の十一面観音様は、
遠く海を超えて離れた国の馬頭夫人の願いを
叶えて、一夜にしてべっぴんさんに！ミラクル。
これは、ミラクルを信じて何もしない、
実働しないという話ではもちろんなくて、
本当の意味で他力本願のピュアさというか、
観音さまの功徳を信じて疑わないで
行動する無垢さ。
人の霊性が持っている力は、
あなたたちが思う以上に
可能性があるものなんだよ、と
教えてくれるものです。
神仏に祈るっていう行為は、
人間と神仏の霊性周波数を
出来るだけシンクロさせて、
（私たち🟰自分も周りも元気で
面白く悦んで生たい。智慧がほしい。
観音さま🟰抜苦与楽と救済。
阿弥陀如来の慈悲の現れとして
無量の智慧を祈る人に与えたい。）
ウインウインにしていく幸せです。
それによって今を共同創造し、
人の現実をつくり出す力
（霊性を高めて無限の可能性を許可していく力）
を高めていく行為、とも言えます。
ミラクルは当たり前の世界が
神仏の霊性状態なのですが、
できないよーこわいよー苦しいよー
寂しいよー不安だよーあれも無いこれも無いよー
って言うてる私たちを
人間らしくかわいいという慈悲の眼差しで
受け入れながら、
「大丈夫、一緒にやろうね」と
いつも待っててくれるのが観音さまの存在です。
自分で「無理だ」「出来るはずがない」
「どうせ絵空事だ」「自分には無縁だ」
と許可しなければ、それまで。
信じてたのに祈ってたのに叶わなかった、
という人は叶うための目的で、
幼い心で取り引きをしていただけで、
自分ごとの縁として
神仏を信じてないのだと思います。
かと思えば、一方で、
元々修験の寺院であった施福寺では、
あの急な山道を登り降りしなければならず、
一歩一歩身の丈にあった速度で
自分の足で歩いて来なさい、
（道中怪我したり死者も出るという厳しさ）
という地道な、「道を違えない努力」を
するよう促してくださる功徳もあります。
まとめると
観音様に祈願しながら過ごすポイントは
💠あなたの中にある
無限の可能性を信じてみること。
💠目の前の地道な一歩ずつを、
道を違えないで進むこと。
違えた場合は何かしらのサインがきます。
そして観音様の眷属の龍神たちは、
「流れ」をもって、
観音様の智慧を届けてくれたり、
道が違うよ、やり方が違うよと
気づかせてくれたりします。
巡礼に行くとこで、
あなたのそばの龍神さまも、
その霊験あらたかな
観音様眷属の龍神に触れて学んでいます。
つぎの西国三十三所札所観音霊場巡礼
スクーリングまで、
どうぞ日常で観音様の功徳とともに
過ごしているという意識を
少しでも持ってみてください。
天変地異、流行り病、経済不安、
などのある生きにくい時代の中でも、
確実に生きやすさに守られている自分に
気がつくはずです。
どうぞ、長期の観音スクールを楽しみましょう☆
最後まで読んでくれて
ありがとうございました😌🩷
巡禮記 松本育子
