【焦る時は仏さまに会いに行こう】
どんなに誠意を持って取り組んでも
残念な解釈をされてしまうこともある。
どんなに理不尽で辛かったり
分かり合えなくて寂しかったり
ふと虚しくなったりしても
今日も有難いことに地球は回っているし、
世界は淡々と涼しい顔して今を続けていく。
ときに、
何度も同じようなパターンの人が
現れたりして、
掻き乱されるような不安とか
そこにもがいてみたり、
何かなくなる、失う不安が襲ってきたりして
焦る時は。。。
仏さんに会いに行こう。
みんな自分とその周りのことに、
必死に生きてることがほとんどで
抱えているものも違うから、
何が正しくて間違ってるのかなんて
きっと誰にもわからない。
だから、焦るときに
たとえば 山の水が
大きな岩を避けて流れるように
どうにもならないこと（岩）、を
何か大きな流れに委ねて、
どうにかしようとしない事も、必要。
そして、
嵐の泥水になったり澄んだりしながらも
ひたすら川になって流れ続けるように、
自分の目の前にやってくる事象に、
どうにかできそうな事を探して
自分の中で湧いてくるものに誠意をむけて
諦めずに取り組もうとする事も、必要。
身を任せてゆだねることと
諦めないでやり続けること、
そのバランスって自分にしか
体感的にわからないものなんだけど
焦るような時ほど、
よそに答えを求めてしまう。
だから、
人生という単位をかなりの「引き」目線で
観るという智慧をもっている
仏さまのところに会いに行こう。
どうにもならないこと、を
どうにかしようとしている時ならば
大仏さんに会いに行くのはどうかな？！
"みんなお互い様にいのちはある"と説き、
ひとひらのほこりが舞うことさえ、
あなたがそれを観る出来事さえも、
全てが相互に、そうあるように起こり
そうあるものなのだよ、伝える如来や
毘盧遮那仏の意識の大きさに触れるのもよし。
または、
人の比較競争やあらゆる戦い、
SNSなんかで止まない葛藤、
自己卑下や優越感など
感情がぐるぐると渦巻く世界の"修羅道"を、
もうやだなぁ。。。と疲弊しているならば、
十一面観音菩薩に会いに行くのもいいよ。
「そんな時もあるよ」って
人の精一杯の今を認めて真正面から
ただ話を聴いてくれる菩薩行中の観音さまたち。
十一面観音菩薩、千手観音菩薩のところで
どうしてゆくのがいいのか、という
問答を、こころ静かにするのもよし。
焦りから
なんで生きてるんだろう？くらいに
辛くなっちゃったなら、
懐の大きな大きな温かさの意識の塊である
阿弥陀如来さまに手を合わせにいくのもよし。
どんな仏さまの前でも
自分にちゃんと向き合うつもりで、
どうしたいのかな？何が怖いのかな？
何をわかってほしいのかな？と問うたら
心の底から答えが湧くまで、ただ待ってみよう。
仏さまへのお参りって
「心にスペースをつくる」ことができる。
動けなくなっていた心が少し動き出すよ。
みんな人生のなかでは失敗だらけだし
お互い様だから、大丈夫^ - ^
焦る時は、大仏さんや観音さまに限らず、
なんかいいな、と思う仏様の前で
静かに手を合わせてみてね。
今心にあることを仏さんにそのまま話して
聴いてもらう、という時間をもってみてね。
仏に聴いてもらうということはつまり
自分が自分の心の声をまず最初に
聴くということだから。
答えを決して、焦らないこと。
それによって、ほんの少しだけでも、
「心にスペース」ができる。
「心にスペース」が創れたら、また
にっこり笑うあなたがちゃんと待ってるよ。
大丈夫！！
巡禮記 松本育子
#巡禮記
#奈良
#凡夫先達
#熊野先達
#祈りのおつなぎ
＃宗教ではなく信仰を伝える
#身近な行きやすいお寺の仏さんを探してね
#奈良の大仏さん（盧舎那仏）は有名
#いろんなところに仏さんがいるよ
☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆
●私がお参り先達をチームで
させていただいている
【巡禮記】のページはこちら。
☆♪☆♪☆♪☆＊☆♪☆♪☆♪☆♪☆