【恋愛芸術家】のことばたち | 【うずめカフェ】ikukoのブログ。身口意そろえて味わう人生を。

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再投稿です^ - ^

大好きな岡本敏子さんの本より
岡本敏子さんの言葉について書いてみます。


『恋愛芸術家』岡本敏子 著



岡本敏子さんといえば、かの岡本太郎さんの
パートナーであり、秘書であり、養女であり
とにかく既存の関係性を表す言葉には
とうてい当てはまらない存在として
太郎さんと愛し合われた方だ。


私は、この、岡本敏子さんの
絶対に真似できない生き方がすごく好きで、
純粋に憧れる。

岡本敏子さんの『恋愛芸術家』を知ったのは、
わたしにオススメだからとポンと送ってくれた
藤井みのりちゃんという人がいて
彼女のおかげだ。

素敵だなぁと思う
敏子さんの言葉を引用してみるね。。。


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
恋愛は、男と女がそれぞれに、「自分」であってこそ成り立つもの。二人がいまこの瞬間いっしょにいる。それだけで素敵なことなの。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

恋なんて、人生の中では一番無目的で、危なくて、自分を投げ出さなければできないことなんですもの。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

ほんとうは傍にいたい。二十四時間抱き合っていたい。でもそれが出来なくても、黙ってその人を感じている。その人が世界の中にいるというだけで、存在が充たされ、磁石の針がぴたっと一つの方向を指すように、心はその人に向かっている。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


迷う方がいい。じぶんとは 何なのか。 でもそれは、 いまを空しくして 先に思いを馳せてすることではない。 動きながら 走りながら することだ。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

恋愛というのは、必ず片思い。どんなに仲のいい二人でも、 必ずどちらかが満たされぬ思いを持っている。 一緒であるってことはあり得ない。 でも好きなの ドキドキしてハラハラして、 一生懸命ついて行くだけで精いっぱい。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

自分は自分で立っていること。そうでないと、いつまで経ってもその恋愛は虚しいままね

自分だけの問題なの。ありふれる愛を人から与えてもらおうと思っても、それは無理

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

いいじゃない、傷ついたって、楽しかろうと苦しかろうと、それが人生なんだもの

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

誰も認めてくれなくったっていいの。「わたしっていいなぁ!」って、ときどきにっこりして、自分を抱きしめるの。そうすれば、恋は豊かよ。そういう自分を、ある人のために、無条件に、惜しげもなく投げ出すのよ。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

私の方を向いてくれなければとか、優しくしてほしいとか、そういうのは我欲ね。所有したいというのは、本当の恋じゃない。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

恋愛は、 それぞれに、 「自分」であってこそ成り立つもの。 二人が今この瞬間いっしょにいる。 それだけで素敵なことなの。


お互いに相手を引き出すの。 自分だけでは「自分」になれないもの。


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


他にもいっぱい、名言はあるのだけど
載せきれないので、興味のある方は
読んでみてね!


岡本敏子さんは実際にひとに嫉妬や嫌いという
感情を持ったことがないそうだ。

吉本ばななさんとの対談本にそう載っていた。


わたしは自分を嫌ってくる人は嫌いになるし
時々嫉妬もするし、気にしぃだし、すぐ凹むし
とうてい、
敏子さんの執着のなさには至らないけど
 

だけど、ここまで全く違う
視点を持つ女性の言葉は
読んでいるだけで、胸のあたりが
清々として何か深刻さが抜けていくようだ。
 

真似できないけど、素直に、
《あ、そうだな。そんな見方もあるな。》
《そうありたいな。それのが気持ちいいな。》
と思えるひとつの愛の表現を教えてもらえる。


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

男と女が本当に見つめあい、付き合うというのは辛いことでもある。切ない。だって、別の人間同士なんだから


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


たとえ地位や権力がなくっても、本当に大事で愛しいのは、お互いの裸、かけがいのない、いのちのありようだから



何が起こるかわからない。一刻一刻展開する。生きるって、そういうことでしょう


フェアにお互いを自立した男女関係を求める。だが最後は許してくれる女、抱き取ってくれる存在を信じている。それは闘う男の痛切な夢なのかもしれない。


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


女には理屈では納得できない、独特の脈略というものがあるのよ

 


眼と眼を見合す。ほんとうに真正面から相手を見なければダメ



みんな自分が大事で、痛いのは嫌。それでは生きている。という実感は掴めない


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


「女は何のかんの言っても、所詮、金だ」なんていい気になっていると、結局、本当の女の魅力、凄みには遭遇できないものと、あきらめるべきね



「女ってたいがいバカなんだよな。バカなんだけどわかっているんだ」っていいでしょう?わかっているのよ



女にとって、組織や役割なんて、いつでも脱ぎ捨てられるガウンのようなもの


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


男と女は一緒に成長するの。男に惚れることによって、女もふくらむ。男はまた、女に応えようと、もっといい男になる。



バカじゃないのと私は思うよ。いま、そこにいる二人が、向き合っている方がずっと実存なんだから、そのことを大事にすべきじゃない。やきもち焼いている暇はないの


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


みんな、生まれたときは芸術家なんですよ。人間同士としての誠実さの中で、すくすくと育った子供たちは、人生においても、恋愛においても、芸術家のままでいられるのよ。


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

そう、本当に、辛いとか切ないとか
そんなことはもう大前提な  人生そのものや
男女の関わりや、大切にしあうことの過程を
ひたすら愛おしいと見つめる視点が

生々しくて、清々していて、
人間として 憧れてやまない。

都合いいことだけ自己承認に解釈して
都合悪いことは全部相手のせいにし、
自分だけがかわいい、
自分だけが大事、自分だけを守りたい、
そんなふわふわした精神空気層を
一蹴するような言葉たち。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


弱くたっていい。そういう自分のまま、貫きとおすんだ、と覚悟を決めるのよ


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

こんな、生々しい生き様を重ねていくの
素敵だなぁと思う。

自分を満たすとか満たされるとか、
損とか得とか
癒すとか癒されるとか
そう言ったものが、もう追いつかないくらいに

目の前の一刻を、このいのちが体験する展開を、
生々しく、温度を感じる生き様っていいな。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

なによりも、いまが大事なのよ。いま、この瞬間に全存在がパッと輝くの。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

生きるって、どうしようもなく 

ここにあって、アホみたいに切なく

愛おしいものだね。



天国の岡本敏子さんに
心からの敬愛と感謝をこめて。

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