息子とお留守番観察 | 育児観察日記 いくじかんさつにっき

育児観察日記 いくじかんさつにっき

  非イクメンな父親が、育児に奮闘中の奥さんの姿と息子の成長を綴ります。







                         



息子:鯛くんとお留守番をした。




初めてではないにしても、やはり緊張する。


一番の心配の種は、慣れていないことでの事故。


そして、次に ぐずり。


ぐずったら抱っこは出来るが、ご飯をせがまれてもお乳は出ない=泣き止まない。


ミルクを作ればいいのだけど、
新生児以降あまり哺乳瓶を使っていないので最近うまく飲んでくれないっぽい=泣き止まない。


おむつの大の方の変え方は下手くそなので、とにかく時間がかかる=泣き止まない。


抱っこで泣き止まなかったら…=泣き止まない。


不安が伝わり=泣き止まない

などなど、心配の種は尽きない。


奥さんなら、すぐ解決しちゃうだろうに…。
留守番は非イクメンな旦那にとって一大事、手に汗握るアドベンチャー。




願わくば、お腹を減らさず


仮に減っても、哺乳瓶を使ってくれて


できれば大きい方はお尻から外出せず”留守番”していてほしい。


今日は、そんな無茶な願い事ばかりが頭を旋回する、欲深き父の留守番観察日記。






まず、奥さん。どこに行くのかというと、久しぶりの美容室。徒歩30秒。


最近、息子:鯛くんの握力が強化され、髪を引っ張る力が俄然アップ。


こりゃあたまらんと美容室で短くしてもらおうという、流れ。


所要時間は2~3時間とのこと。




朝9時半。


奥さんは息子に授乳をすませ、そそくさと支度すると、


「何かあったら連絡して」と言い、美容室へと向かった。




朝10時、留守番開始。




留守番時間:2~3時間。


脳裏に、海外ドラマ”24-TWENTY FOUR-”のデジタル数字が浮かび上がり、カウントが始まる。


ピコッ!ドコン!ピコッ!ドコン!(カウントされる音のつもり)


気分は、自分ドラマ”2~3-TWO~THREE-”といった所か(←地味)。




話が逸れた。


ともあれ、息子:鯛くんとの貴重な水入らずタイムでもある。


息子を見ると、口を尖らせて、いつもと変わらず”ブジュブジュ泡吹き”をしている。最近のトレンドだ。


ご機嫌は悪くはない様子。




ひとまず、ほっとする。


息子の機嫌は悪くないが、父の機嫌はすこぶる良いので、抱っこする。


首がしっかり据わってきた息子は、高い高いにも対応し、スペックの高さを見せつけてくれる。


高い高いにご満悦でニコニコする息子に、”インテル入ってるぅ”などと無意味にハイテンションで語りかけ、息子の爆笑を誘う。




小さな成功体験をした気分になり、さらに機嫌が良くなった父は、


息子を前に抱き足腰をクネらせ”二人EXILE”を披露。


息子と初めてのCHOO CHOO TRAIN。


                                                 初めてのchoochootrain

                   やや困惑気味な息子:鯛くん


ちょっと疲れたので、息子:鯛くんをバウンサーに寝かせ、休憩。
”屈強なクールガイ”との異名を持つメリーを発動させ、息子のご機嫌をうかがう。





さて、ここで状況説明を加えると、


最近、夜型仕事人間である僕は、いつも朝の10時くらいに寝る。


早く昼型人間になりたーい!と思ってはいるものの、規則正しく同じ時間に寝て起きる。夜型はブレない。


そんなわけで、朝10時以降は僕にとっては真夜中で、箸が転げても眠い、そんな多感な睡眠思春期に突入している時間。




話を戻すと、つまり、メリーのメロディーは、”夢の中へ行ってみたいと思わんか?”という甘いささやきに変換され、


首を下に~下に…大名行列を前に…  ぐう。



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十分ほど経っていただろうか。ビクンっと跳ね起きた僕を、息子:鯛くんはチラリと見ていた。


大人だったら、瞬時に目をそらし、笑いをこらえるのに必死だろうに…、息子よ、幼くて良かったな。




そんなこんなで、まどろみの時間は過ぎ、いいともの時間になる。(観るわけではない)


相変わらず息子はおとなしい。えらいとしか言いようが無い。


眠気がとれて、父はまたテンションが高ぶり、今再びの”二人EXILE”。

息子は”まあまあかな”という表情で、バウンサーに戻される。






………。




むう。しかし……この流れで、ひたすら書くのは、育児ブログとして正しいのだろうか。


あまりにとりとめなさすぎやしないか、この日記…。




まあ、さくっと書いちゃうと、


12時過ぎから、お腹が空いたらしい息子を、先手必勝「ぐずる前に抱く!」の漢方胃腸薬の精神で抱っこ。


結局奥さんの美容室は4時間半強かかり、ひたすら抱っこをしていた自分を誇らしげに自慢してみたが、
「時間かかったから、心配で電話したのに…」と悲しげな表情。
奥さんは心配で、美容室にいる時間、何度もメールや電話をかけていたらしい。
そのとき、僕の携帯は仕事部屋で埋もれていた…。…気がつかなかった。
ここでも非イクメン度がアップ。


「このまま仕事をして、切りがいいところで寝れば、昼型になれるかもしれない。」


しかし、仕事は片付かず、日が変わり。

寝るのはこのまま朝なりそう…。
結局同じような就寝時間。


昼型になれるかもと思ったのが甘い。


なんだ、歴史の修正力(仁-JIN-)という言葉が頭をよぎる。




息子:鯛くんはほとんどお昼寝をせずだったので、すんなり寝るかと思いきや、やはり今夜も奥さんを悩ましていた。


でも奥さんの髪は短くなったので、引っ張られる事は減ったのかな。

奥さんの大変さとありがたみを実感した1日となりました。






…そんなグダグダ留守番観察日記。


眠い中書くものじゃない。






 しめさば
しめさば


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