リャンズです




女子との冊数争いについては
自分なりに頑張ればいい




あっさりそう決めたショーンですが
困ったのはそこではなく




毎日、図書室に通うため
昼休みが短くなってしまうことに
ショーンが耐えられなくなってきて
ボヤきまくったことでした




「昼休みに図書館行くと
バスケやる時間が短くなる」




その頃仲良し数名で
バスケをやることに
夢中になっていたため




いくら教室から近いとはいえ
確かに手間と時間はかかったのでしょう




「他の子は図書行かないの?


「行かないよ、
僕だけ頑張ってるの」







だから自分で決めてやり始めたとはいえ
他の子が思い切り遊んでるのに
もう嫌だ‼️と思ったりもして
今日こそは図書行かない
絶対バスケ🏀思い切りやる
読書王にはなれなくてもいい


その揺れ動く気持ちを
しょっちゅう登校前に  
私にぶつけてきて…



「嫌なら行かなくていいよ」と
何度言っても
やはり負けるのは嫌だったのか
乗りかけた船というのか



簡単にはやめられなかったみたい
もやもやもやもやもやもやもやもや


まぁ、当たり散らされて
気分悪かったよねえーえーえー




結局は学年3位となり
表彰されて
読書王の称号ももらいました




144冊
頑張ったねと褒めまくったけど
揺れる気持ちに付き合って
ほんっと
疲れましたチュー


続く右矢印