育児では身体の動かし方のクセ一つの違いで、身体がかなり楽にも辛くもなります
身体が疲れてると子育てを思いっきり楽しめないですよね
身体とメンタルは連動していますから、疲労が溜まっていると
普段なら許せることでイライラしたりしてしまうこともあります
タイトルのとおり、抱っこのしかたひとつでも疲れ方が全然違います
今回はそんなポイントを
自分の体のなるべく近くで抱き上げる
これを意識するだけで楽さが全然違います
子供を抱っこするときの動作を比べてみると
- 一歩離れて腕を伸ばして抱っこするとき
- 自分の足にくっついてる子を抱き上げるとき
感じる重さ(=身体の負担)が全然違うのわかりますよね
抱き上げるときに一歩近づくだけで違う
でも、この「一歩近づく」が面倒で離れたまま抱き上げてしまうことって多くないですか?
特に急いでる時とかね
一回一回の身体の疲労は微々たるものでも、
疲労が蓄積すると不調を起こすし、
回復のためにエネルギーが使われる(それでも回復しきらない)
この積み重ねがけっこう大きいんですよね
子供が小さいときほど、何度も何度も抱っこするものなので
この負担は積み重なっていくし
まだ小さくて軽い頃(軽いから一歩離れても全然持ち上げられる)のクセが
大きくなって重くなっても自然に出てしまう
そうすると、「なんかいつも疲れた感じ」になる
それが続くとメンタルにも影響してきます
育児中って
- 抱っこ
- 自転車に乗せる
- 手を繋いだまま片手で荷物を持つ
こういう地味に負担のかかる動作が増えます
これ、腰痛とか肩こりみたいなあきらかな「痛み」とか「不快感」が出るほど蓄積しないと不調とは感じないけど、確実に溜まってて、本来の力が発揮できない状態になっています
身体とメンタルは連動するから、本来の自分よりイライラしやすくなるとか、そんな副作用もある
だからって効率の良い動きを完璧にやるのは知識も要るし難しいけど・・・
このくらい↓抑えるだけでもかなり違います
- 距離が近ければ近いほど楽って法則
- 足場を安定させるほど楽
- 正しい姿勢のほうが楽に強い力が出る
- 大きい筋肉を使ったほうが楽(おしり、背中、太ももの筋肉など)で、腕とか細い筋肉を使うほど大変
エルゴや抱っこ紐も、正しい姿勢のほうが疲れがたまりません
あれ腰の負担すごいですよね
抱っこ紐は構造上正しい姿勢を続けるのがけっこう大変ですが、意識して「気づいたら姿勢を直す」とかなり疲労感が違います
あとは物理が得意な人は「テコの原理を使えないか」を考えるとより良いですよ
例えば肘を曲げてカバンを持つとき、持ち手が手首側より肘側に近いほど重さを感じなくて楽ですよね
これを抱っこに応用すると
子供のおしりが自分の肘に近いほど楽、さらに反対の腕の肘を曲げてその上に手首を乗せるとかなり楽になります(文字で説明難しい)
身体の「正しい動き」ってめっちゃ大事です
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