↑これのつづきです。

 

 

熊しっぽビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルあたま

 

私は父親のように

「謝らなくていい」とは思っていないけれど

でも「やるべきではなかった」

としか考えていない。

 

「自分の行為に対する

ジャッジメント」しかしていない。

 

「やられた時の子供の気持ちに立ったら

どれだけショックだっただろう

どれだけ傷ついただろう

傷つけてしまって申し訳なかった」

 

そういう視点が抜けていたと思う。

 

 

だって

そんなに傷つけた自覚がないから。

 

 

速やかに謝ったじゃん

いいじゃん

って思ってしまう。

 

だって私は謝ってもらえないんだから。

 

 

でもこれって例えば

怪我するほど殴られたことがある人にとっては

「怪我しない程度にしか

殴ってないんだからいいだろう」

みたいなそういう理屈になっちゃう。

 

 

だからね

この言い訳は間違いなんだ。

 

 

(ちなみに父親が怪我するほど

親に殴られてたかっていったら

そうじゃなかったと思うけど。

だから、その点においては

父に同情はしないけど。)

 

 

でも

父親が私に真剣に謝れないのは

私が息子に真剣に謝らなかったのと

似た理由もある気がした。

 

やってる事のレベルは全然違うし、

父親には他にももっと色んな

複合的なごちゃごちゃがあって

あんなクズなんだろうけど、

 

なんでもっと真剣に

真摯な謝罪をしないのか

という私の疑問は、

 

その一部分において

私自身が同じことをしていた

と気づいた。

 

 

私の言動だって

息子からしたら

「 ごめんねじゃねーよクソが!」

って思うよね。

 

「お前それ謝ってるつもりかよ!」って。

 

「ごめんねって言えばいい

と思ってんだろう!」って。

 

「俺だってダルいなか

言うこと聞いてやってんだぞ

なんのかんの言いながらも!」って。

 

 

私は

私が叩いた事についてしか

謝ってなかった。

 

でも本当は

叩いたことで悔しい思いをさせたことや

悲しい思いをさせたこと

ショックを与えたことを

謝らなきゃいけなかったんだと思う。

 

 

まぁ

「悲しかったよね

悔しかったよね

ごめんね」って謝り方を

したことはある。

 

今回それをしなかったのは

ひとえに

 

「それほどじゃないでしょ。

一発ペチってやっただけじゃん。

(まぁ結構力強くやっちゃったけど)

それにすぐ謝ったでしょ。

 今までもっともっとしてたんだから

この程度になったのって私頑張ったし

今まで許してくれてたんだから

別にいいでしょ。

今までと比べても全然いいでしょ。」

 

って、そう思ってる。

 

それが出てた。

 

 

だから余計許してもらえなかった。

 

 

少し落ち着いて考えれば

ちゃんとわかるのに

どうしてこの瞬間は

わかんなかったんだろう。。。

 

 

思いっきり加害者側の考え方をしていたこと

それに気づいていなかったこと

被害者側の気持ちが完全に抜けていたこと

 

…ぞっとした。

 

 

熊しっぽ熊からだ熊からだ熊からだビーグルあたま

 

次で最後です。