爆弾投下つづきです
今回は
『ネガティブな感情を吐露した時
の対応について』
友1
まずはわかってほしい。
できれば具体的に行動してほしい。
友2
一般に、
男性脳と女性脳の違いがある。
男性脳はすぐに解決策を考えるが
女性脳は解決策ではなく
共感を求める。
まず共感して、
聞き出す方向に会話するのが
良いのではないか。否定はNG。
友3(おそらく友達の奥様)
共感して、何をしてほしいか、
何が一番つらいか、を聞くと良い。
また何ごとも、
やってもらって当然と思わず
『ありがとう』を伝えてほしい。
夫のコメント
『そんなこと言うなよ』は
共感ではなく、否定ですね。
男性脳と女性脳の違いは
知っていましたが、
行動に結びついていなかった
と気づきました。
自分としては積極的に
否定しようとしたのではなく、
なだめて落ち着かせようと
したときの言葉だったので、
否定している意識に欠けていました。
確かにこれでは、
次に続くあなたの話を聞こう
という態度になっていない、
と気づきました。
色々と腹立たしい。
順に行こう。
共感
他人の意見や感情などに
その通りだと感じること。
(デジタル大辞泉より)
傾聴
耳を傾けて、熱心に聞くこと。
(デジタル大辞泉より)
このように
心理学的要素を含まずに
「共感」と「傾聴」を比べて、
私が夫に求めたのは
「共感」ではなく「傾聴」
「子供捨てたい」に対して、
友達に「だよねーわかるわかるー！」
って「共感」されるのは嬉しい
というか前向きに受け取れるけど、
夫にそこ「わかるわかるー！」って
「共感」されたら不安になる
そうじゃなくて、
私を理解しようというスタンスで
話を聞いてほしかった。
夫友達たちがどういう定義で
「共感」という言葉を
使っているのか定かでないけど、
ちょっと的外れだと感じた
そしてびっくりしたのが
「男性脳と女性脳」の話。
確かに日常会話では
女性には共感が必須で
男性は共感をあまり求めない
「あの上司いつも指示が不明瞭
」
って愚痴られた時、
女性には「だよねー
」って
答えなきゃいけないけど、
男性には「うん、でもあの上司
色々確認しても嫌な顔はしないから
遠慮せずその場で確認したら
いいよ」って答えても許される。
でも、それはあくまで
「日常会話」での話
「精神的に弱ってる時」は
男性も共感を求めるよ
辞書的な「共感」も
心理学的な「共感」もね
(心理学的には「共感的理解」かな)
心理学的な「共感」は
素人解釈でざっくり言うと
多分「寄り添う」ってことだけど、
これは心理学的な「傾聴」や
「カウンセリング」にも含まれてる。
「女は共感を求める。
男はそんなことない。」なら、
男にカウンセリングは不要か
ビルの屋上での飛び降り騒ぎでも
飛び降りようとしてるのが男性なら
「それ、問題の解決にならないよね？
そこで飛び降り迷ってるくらいなら
ハロワにでも行った方がいいよ！」
って説得するのか
その説得で「確かにー
」って
フェンスの向こうから戻ってくる
違うよね。
「いっぱいいっぱい」
「辛くて苦しくてたまらない」、
そういう人への応対では
男性脳だの女性脳だの関係なく
誰でも共感や傾聴を望むよ
産後うつになる人が
10～15％と言われる
産後1ヶ月以内に
「もう嫌だ。赤ちゃん捨てたい。」
みたいに言うのって、
『諸事情で絶対辞められないけど
仕事が本当に
辛くて苦しくて仕方なくて、妻に
「仕事が辛すぎてもう辞めたい」
って吐露した時』に相当するのに、
なんで、「もう嫌だ。
あの上司いつも指示が不明瞭
」
と同じ扱いされるの
悲しいし悔しいし意味わからない
「赤ちゃん捨てたい」は
日常会話じゃない、危機なんだ。
私のSOSなんだよ
「女の子なんだから
配慮してあげなきゃー
」
じゃないんだ。
こんなん左脳だけで考えても
理解できると思うのに、
なぜわからないんだろう