育児はとにかく結果が重要で、
過程や努力は無視される。
同じことをやっても、
結果が出れば
褒められ認められるが、
結果が出なければ
がんばったこと自体を
否定される。
「そのがんばりは間違い」
「全然がんばってない」
って。
前記事では
母乳とミルクの観点から書いたが、
この問題は
子育て全体に通じてる気がする
前記事→http://ameblo.jp/ikuji-iyanakoto/entry-12287579281.html
母乳問題と違って
ざっくりしてるけど、
離乳食でも受験でも
その他なんでも
◆パターンＡ
きちんと色々やってあげる
◇子供が成功
→さすが
◇子供が失敗
→きちんとしすぎて
窮屈だったに違いない
やりすぎ
◆パターンＢ
テキトーに適当な感じでやる
◇子供が成功
→そのおおらかさが素晴らしい
自立心も育っていい
◇子供が失敗
→きちんとやらないからだ
サボるな
世間のリアクションって
こんな感じだろうなって思う
お母さんはエスパーのように
子供のことをきちんと理解してて
抜くべき手と抜くべきでない手を
しっかり把握してて
それをきちんと行動に移せる、
それが母親として当然
・・・
そんなわけないと思うんだけど。
子育てだって
失敗を繰り返しながら
試行錯誤していくしか
ないでしょ
なのに一番最初の
母乳を与える段階でもう
失敗したら
頑張ったこと自体を
全否定されて、
母親失格＝人間失格
みたいに言われて
それ以降も
失敗するたびに
同じように非難される
失敗したこと
人に言えなくなるよね。
相談できる＝
私の立場にも立って考えてくれる
人なんていないって
思えてくるよ
そして、「子育てに失敗」は
許されないわけで。
子供を犯罪者にしても
引きこもりのニートにしても
マザコンにしても
モラハラ人間にしても
指示待ち人間にしても
ダメなわけで。
この子にどう接するのが
「正解」なのか、
結果が出るまでわからない
育児書に書いてあることも
まちまちだし、
その通りにやればいい
ってものでもない。
試行錯誤するしかないけど
失敗は一切許されない。
そしてとにかく
結果を出さなきゃいけない。
失敗しないなんて無理だから
私は潔く失敗しまくるけど、
その分結果は出さなきゃって思う。
息苦しい