こんにちは。

かつあきです。

 

私は、イクエシキプロダクションというサロンのチームの一員です。

 

そこで、GMというポジションと、代表のいくえさんのマネージャー、そして、施術者として活動しています。

 

とはいっても、このチームは、いくえさんが集めたメンバーではなく、いくえさんのそばに居たい「仲間に入りたい」と思った人が集まっているチームなのです。
もちろん私もその1人です。

これ、めちゃくちゃ珍しいことだと思うのです。

スタッフはみんな、いくえさんのそばに居れることが幸せで楽しくて、学び続けられること、そして、自分の背中を押してくれて、チャレンジしてみて、できなかったことができるようになって。

そして、話が面白いんですよね。本当に。

 

ここで稼ぎたいというよりは、ここで成長したい。いくえさんについていきたい。という気持ちの方が強いのです。

 

ですが、そんなことって、やっぱり綺麗事じゃないですか。

やっぱりお金って必要です。それは、いくえさんだって同じです。

 

お金には正直、苦労しています。

でも、だからといって、ガチャガチャしないんですよ。いくえさんは。(私は、前回のブログに書いたように、ガチャガチャしてしまいましたけどあせる)

瘦せ我慢しているとかそんなんじゃないんですよねぇ。

「ないものは、ない。」

って感じというか…。でも、お金を遣うんですよ。ちゃんと。みんなのために。

 

県外出張でも、経済的に余裕があるから行ってるわけではなく、クライアントさんが待っているから、そこにも仲間がいるから、出向いてるのです。

いくえさんは1人でやっている時から、基本的なスタンスは変わっていません。今では私も同行していますが、それも私が志願したことです。

 

売り上げやお金以外の、経験や出会いだけでも、自分の財産なのです。

特に私のように偏った人生を送ってきた人間にとっては、本当に別世界のような経験なのです。あのまま人生を過ごしていたら絶対に経験できなかったことばかりが、この2年に詰まっています。

 

そして、それも、いくえさんが私の人生の経験のためにも、その時間や労力を費やしてくれたこともたくさんあるのです。

 

・・・

となると、本当に、どこで稼げばいいんですかね??って気持ちにもなるんですよ。(笑)

 

いくえさんは、1人でやっているときから、メニューの料金についてずっと悩んでいました。

特に、スピリチュアルのメニューにおいては、長い間、無償でやっていたので、価値をどうつけるのか…。

 

いくえさんは、自身のメンタルコンサルティングの価値を、

『年間3億円』と言います。

どこにでもいる、たまたま知り合った人の人生を好転させて来たのですから。

「死にたい」と心に秘めている人の心を解いて、生きて経験をする(魂を磨く)という選択肢を、その人が持てるようになるために訓練してきたのです。

マニュアルなんで存在しない、その人だけのやり方で。

強制ではなく、考えさせ、選択するやり方で。

 

…正直、お金に換算できることじゃないです。

私自身も、メンタルコンサルティングを受けている側として感じるのは、お金でどうこうの前に、いくえさん自身に信頼がないと成立できないことなのです。

 

結局、冒頭でお話した、いくえさんのそばに居たくて集まってくる人たちも、みんな、常にいくえさんのメンタルコンサルティングを受けているのです。

 

クライアントさんも、ほとんどの方は、施術を希望します。中でも、メンタル&フィジカルセラピーを希望される方は、いくえさんのエネルギーを感じたい、心からスッキリしたい、いろんな思いがあると思います。ですが、それと同時に「いくえさんに会いたい」という思いが強いような気がするのです。

もちろん、施術メニューは料金を設定しているので、それが価値となるのかもしれません。

本当の価値は、料金を設定しない方が示されるのかもしれません。

 

料金を安くしたからと言って、殺到するわけでもなく、そして、クライアントさんの口コミでも、誰彼紹介をしているわけでもないようで、そして、結局は、誰彼来れないのです。その理由は、金額とは違うところにあるのです。

 

そんな中、いくえさんが決断した、料金を設定せず『お志』をいただくシステムは、いくえさんも、

「やっと、これができた。」

と言っていまいた。

 

サロンの運営・経営を考えると、料金設定は当たり前です。ですが、いくえさんは、「当たり前」が当てはまらないことが多いのです。

 

もしかすると、すべてのメニューがこのシステムになるときが来るかもしれません。

 

こんにちは。
かつあきです。


先日、私にとって、大きな出来事がありました。

小学校のときの担任の先生に数十年ぶりに、お会いできたのです。


その先生は、私が5.6年生の時の担任で、本当によく叱られたのを覚えています。


それが本当に嬉しかった。

私を叱る目的は、『私のため』だったから。

誰かのために良い子にしないといけないとか、そんなことじゃなくて、

私のために叱ってくれたから。



その先生との思い出を、よくいくえさんにも話してきました。

そんな中、先日も、ふと先生のことを話したら、いくえさんが、

「会いに行こう!」

と言い出したのです。


え?え?心の準備が…あせる


「心の準備?そんなもん、いつでも準備しておかないと、チャンスは待ってくれないのよ?」


…こうなったときのテンポは凄まじく、そして、先生の情報もあれよあれよと入ってくるのです。



言い出してから、約2時間後には、先生と会う約束ができ、その場所へ向かいました。

もちろん、いくえさんも一緒に。



何か手土産を持って行きたいと、いくえさんに相談したら、

「花束とか、良いんじゃない?」

と、提案されて、確かにひらめき電球と、途中、花屋さんにも寄って準備は万端です。


先生の色は、黄色のイメージだから、花束も黄色のイメージで作ってもらいました。

いくえさんにも、

「会ったらわかるよ!」

と伝えたら、


「え?…そんなこと。。わたしを誰だと思ってるの?」

と言われてしまいました。

(いくえさんには、なんとなく視えていたのかもしれません。)



ドキドキしながら、久しぶりの再会です。


そこには、変わらない笑顔の先生が。

「お久しぶりです。」


先生は、教員を退職され、今は行政の方でご活躍しているとのこと。


早速、いくえさんが、

「はじめまして。今、かつあきくんと一緒にサロンをやっていて、そこの代表をしております。

一緒にサロンをしながら、かつあきくんのメンタルコンサルティングも、あわせてやっています。」

と、話し始めました。


今回、先生との再会の理由、そして、先生に私から伝えたい思いを、いくえさんの先導で進めていきました。


私の子どもの頃の、本当の胸の内。本音。

それを、話した時、先生は目に涙を滲ませて、

「そうやったん。。気づいてあげられなくて、ごめんね。。」

と。


私も、一緒に泣いてしまいそうで、先生の目を凝視できずに、ただ、過去の自分を先生に開示していきました。


私1人で、会いに行っていたら、きっと私はまた、自分を良く見せようと、瞬時に過去の自分に戻っていたと思います。

でも、いくえさんのおかげで、過去の私の本当の姿を、包み隠さず話すことができました。


大好きな先生だから、あの時、私自身を受け入れてくれた先生だから、嘘はつきたくなかった。

クズでバカで、異常だった過去の自分を、さらけ出したのです。



先生は、

「そうやったんやね。もうそこまで振り切ってたんやね。そりゃあ、もっと若い時に、気づけて軌道修正ができてたら良かったな…とは思うよ。だけど、気づけたのが、今だったとしても、それは『気づけて良かった』と思う!まだまだこれからの人生を考えたら、今、気づけて良かったよ!」

と、今の私も、受け入れてもらえたのです。


それが本当に嬉しかった。


先生も、

「昔は、子どもたちみんな、呼び捨てだったり、ゲンコツしたりしてたよねあせる(笑)」

と、話してくれたときに、いくえさんがすかさず、


「大丈夫です。今はわたしが、その100倍、ぶん殴ってますからキメてる

と、言っていました。(笑)



でも、その言葉は、ただの笑い話ではなく、事実になってしまうのです…。



先生との再会は、本当に嬉しくて、良い時間を過ごすことができました。

先生にも、いくえさんにも、本当に感謝です。



そんないくえさんに、私はまた、自分の不安をぶつけてしまう行動を取ってしまったのです。


お金の不安です。

売り上げだとか、なんだとか、自分の生活のことを考えると不安でしかたなくなり、それを同時に、いくえさんに攻撃するという、身勝手極まりない、そして、それこそ過去の自分に瞬時に戻ってしまったのです。


その醜態は、サロンのスタッフの前でも。

それは今回も、いくえさんの狙いがあり、私の醜態を隠すことはせず、なおかつ、スタッフにも自分のこととして考えさせるのです。


今回はスタッフも、いろいろな意見をぶつけてきます。

私は、自分を正当化することばかりにとらわれて、噛み合いません。


その時に、スタッフに放った私の愚言をいくえさんは、聞き逃さず、すぐさま鉄拳制裁が返ってきました。


自分でも、なんでそんなことを言ってしまったのか…、自分で自分のことがコントロールできない、ここまでメンタルコンサルティングを受けても、まだこうやって、自分の中のパラサイトがいとも簡単に動き出すのです。


「わかった?変わったつもりになってるだけ。どれだけメンタルコンサルティングをしようと、どれだけ本を読もうと、自分がやってる今の現状が、自分の実力だから。」


本当にその通りなのです。



自分が恥ずかしい。

また、自分が嫌になってしまう。。


いくえさんが遠くなります。。。


その時に、

スタッフたちは、それまでと変わらない態度で、私を心配してくれるのです。


どう考えても、1000%私に非があるのに、そんな私をスタッフは、何事もなかったかのように、接してくれるのです。


「自分ならどうするか?」


いくえさんの普段からの問いを、スタッフのみんなは、考え実践したのだとわかりました。



今回ばかりは、いくえさんの心を史上最悪に踏みにじってしまい、修復は簡単ではありません。


今回も、たくさんの人が、助けてくれました。

応援してくれました。


戻ってきてくれたいくえさんは、

「自分の中にある嫌な部分、汚い部分は、誰にだってある。それに蓋をして、なくした気になっても意味がない。何も変わらない。見ないようにして逃げるんじゃなく、『うまく付き合っていく』にはどうしたらいいか?を考えること。その訓練も、メンタルコンサルティングだから。」

と、話してくれました。



お金の不安についても、小林正観さんの本に書いています。


いくえさんも、言います。

「今が自分にとってニュートラルなの。」

と。

この意味がわからないうちは、私のようにお金に翻弄されてしまうのだということが、よくわかりました。



私も、ここまでいろんな経験をさせてもらって、もうカッコつける意味もなくなりました。


「今が、自分の実力。」

この言葉が、今の私には腑に落ちます。

「過去と変わった」のではなく、

「過去はできなかった、自分のコントロールが出来つつある。」ということ。


自分を過信せずに、「今の自分」と向き合いながら過ごしていきたいです。


 

こんにちは。

かつあきです。

 

小林正観さんの本を読む中で、だんだんと小林正観さんに会いたいと思い、動画も検索している自分がいます。

 

「ありがとう。」を5万回唱える。という言葉がありますが、これをずっと数えているうちは、なかなか「ありがとう」に向き合えない気もします。大事なのは、回数ではなく、「ありがとう」以外の、妬みや愚痴などマイナスのエネルギーを考える暇もないくらい「ありがとう」に没頭しろという意味なのかもしれません。

 

さて、先日、いくえさんのブログ『やっぱり!』の中で、「お金は自分だけでなんとかしなきゃいけないものなのか?」というところを綴っていました。

私も、それまでの人生は『お金が第一』と疑いもなく信じていました。お金さえあれば希望は叶い、お金さえあれが信用される。本当にそう信じていました。だから、整体院をやっていても、「お金」に踊らされ、「お金」についていくという選択を当たり前にしていました。

整体院をやっていた頃も、売り上げはゼロではありませんでした。でも、いくえさんに、

「あなたは、誰に何を信用されているの?」

「あなたは、誰のどこに信用しているの?」

と、問われたときに、何も答えられませんでした。そればかりか、

「あなたは、本当に気持ち悪い。」

と、ハッキリ言われてしまいました。

 

ヘラヘラ笑って、自分の武器である施術さえ、「お金」のために安売りをして、誰のために?なんのために?全て「お金のため」だと信じて、偽物を掴まされ、丸裸にされ(いや、自ら丸裸になっていったのだと思います。)、楽しいことなんてないのに、楽しいと思い込み・・・あぁ、思い出すだけでも、気分が悪くなりそうです。。。

 

いくえさんと一緒に仕事をしだしてから、まだ、お金に恵まれているという自覚はありませんが、お金以外で、たくさんの奇跡を体験しています。サロンにお越しいただく方(スタッフを含め)が、いろんなお土産を持ってきてくれるのです。1人で整体院をやっていた頃は、こんなことほぼありませんでした。

珍しい、食べ物や飲み物が、結構な頻度でいただけるのです。もう本当に嬉しくて嬉しくて。

 

それから、サロンのテラスに、いくえさんのお友だちで、クライアントさんでもある方が、お花を植えてくれるのです。信じられないと思いますが、自発的に無償で。考えられますか?私は考えられなかったです。おかげで、サロンからのテラスの眺めは最高です。コキアをたくさん植えていて、その成長も楽しみです。

 

さらには、仕事のお付き合いの中で、イクエシキプロダクションのことを真剣に考えてくれている方々がいるのです。そして、何かの節目の時には一番にご挨拶にお越しくださり、楽しいお話をしてくださるのです。その方が、「いくえさんと、かつあき先生に興味を持ってしまったのが、一番の縁です(笑)」とおっしゃったのが印象的でした。

 

施術もすごく楽しいのです。クライアントさんとのお話も楽しいですし、心やカラダの変化が見れるのも、私自身の勉強にもなります。

ですが、施術以外でも、本当にそういった奇跡が当たり前に起こっているのです。

 

 

先日、とある動画の中で(確か、堀江貴文さんの動画だったような・・・)、こんな言葉がありました。

 

「お金がなくても、その人に信頼があれば、お金やいろいろに困ったときに助けてもらえる。だから、お金ってそんなに躍起になって求めなくてもいいんですよ。お金を第一に求めるってことは、『自分には周りからの信頼がない』といっているようなものなんですよ。」

 

このブログの前半の内容は、まさしく『誰からも信用されていない人』のドキュメントですよね。(笑)

Rolandさんも、とある番組で、「やめておいた方がいい男の特徴」として、

「絵画の絵ではなく、額縁を褒める奴は、やめといた方がいい。」

と話していました。

つまり、「俺の乗ってる車が・・・」とか、「俺のつけている時計が・・・」とか、自分が主語にならない奴はやめた方がいいということです。

 

「俺はお金がある。」

と、威張っている時点で、ヤバい奴なのです。

これも、いくえさんに、

「は?だから何?そんな奴は、中身が空っぽのピーマンと同じ。」

と言われたことがありましたが、全くその通りだったのです。

 

『信頼はお金では買えない。信頼には必ず心が付いてくるから。』

いくえさんの言葉です。

お金の信用は、お金のあるなしで、どうにでも変動します。しかし、心の信頼はなかなか変動しないのです。

 

信頼を得るには、自分の生き様で勝負するしかないのです。

ありがとうの奇跡を起こすために。

 

 

 
 

こんにちは。

かつあきです。

 

先日、とある方にご縁がありました。

その方は、いくえさんの『スピリチュアル座談会』にお越しくださったのですが、お知り合いの方に誘われて来たそうで、よくわからないまま、参加したような感じでした。

 

いくえさんも、

「退屈なお時間にならなければいいな」

と、笑いながら始めたのですが、なんのなんの、その方はいくえさんの話をすぐ理解したようで、いろんなお話もしてくださいました。

 

その方から、『小林正観』についてのお話がありました。

名前は知っていましたが、特段、具体的には知らなかったので、すぐに調べました。

そして、気になった本をすぐに購入して、読みました。

 

 

読んでみると・・・

全部、いくえさんが話してくれたことばかり。

「え?これも?」「また、これも?」

 

この2年間、いくえさんが話してくれたことだからこそ、この本を読みながら、どれも納得するのです。

 

小林正観さんに限らず、いろんな人がいろんな話をしていて、その情報が入ってきます。

ほとんどが、いくえさんが言っていることと同じことを言っているのです。

 

小林正観さんの言葉に、以下のような言葉がありました。

『見方が変われば自分が変わる。見方が変われば世界が変わる。』

『幸せは目の前にある日常であり、それを「幸せ」と感じる心があるかどうか?』

『何事も実践しなければ意味がない。』

これらの言葉と、同じ意味のことをいくえさんも話してくれていました。

 

 

そして、「努力」についてのお話もありました。

小林正観さんは「努力することをやめたのだ」と。

努力が悪いわけではなく、その努力をすることで不平不満や愚痴やごちゃごちゃするものが湧いて出てきて、感謝が出てこなくなるくらいなら、努力なんてしないほうがいいということです。

 

これも、いくえさんが言うことと同じなのです。

いくえさんは、よく、

「あなたが幸せならそれでいいのよ。」

と言います。

 

人は、自分を変えたいだとか、変わりたいだとか、簡単に言います。私も含めて。

あたかも、別人のごとくなってやろうくらいの勢いで。

 

そのくせ、いくえさんのコンサルを受けると、自分が苦しくなってごちゃごちゃするものが湧いてきます。

終いには、いくえさんに反抗したり、嘘をついたり・・・

そして、いくえさんに、

「あなたが、今のままで幸せならそれでいいのよ。わたしのコンサルを受けることで、あなたがただ辛くなったり、わたしに不満が出てくるなら、コンサルなんて何も意味がない。わたしに不満が出てくる時点で、あなたは『今が幸せです。』と言っているのと同じ。」

と、言わせてしまうのです。

やらされてやってることで、目に見えるところは上達したとしても、心が育つことはないのかもしれません。

 

 

「眉間にしわを寄せて。それで幸せな人、見たことないわ。」

と、いくえさんは言い放ちます。

 

幸せになることを望んでいるのに、眉間にしわを寄せる。なんとも矛盾したことなのだと、今なら理解できます。

でも、2年前までは、理解できなかったです。

 

 

最近は、いくえさんがこんな話をしてくれました。

「あなたがわたしのコンサルを望んだ時に、わたしは『あぁ、無一文になる。』とわかったのよ。だって、実際、あなたにお金があろうとなかろうと、あなたはわたしの言葉を理解できなかったわ。2人でやり始めて、それなりの売り上げを出したからって、あなたの心が育ったか?それは別の話だった。お金があっても、いつも別のところで問題が残っていた。なんなら、お金があれば、あなたはわたしの言葉を受け入れることが難しかったかもしれない。だったら、お金のことは後回しで、先に「心」に集中した方が、問題は早く片付くと判断した。お金があったら10年はかかってた。きっと今でも、嘘をついたり、騙したり、その場限りの言葉が蔓延してた。土台がきちんとできていないのに、どんなにお金だけあっても、絶対に幸せにはなれないことだけは、わかっていたから。

 あなたから、嘘をつく心が無くなったわけじゃない。「嘘をつく」「騙す」「その場限りの言葉を放つ」これらが消えてなくなったわけじゃなく、これらを使わない選択ができるようになってきた。そんなものを選択しなくても、十分に生きていける術を身につけてきたんだと思う。お金がない崖っぷちの時に、そんなのを使わずに生きていけるなら、お金があるときにも使わずに済むし、使う必要がない。お金がない時にそれを使う人は、お金があっても、それを使う。なぜなら、その人は『そういう人』だから。その選択肢を使わずに過ごせるようになったあなたに、わたしは「使ったらいいのに」と意地悪なことををするときがある。それでも、今のあなたは、腹を立てたり拗ねたり、トンチンカンなことをしなくなった。それを使わない理由を何度も何度も話してくれるようになった。この訓練ができていたら、わたし以外の人から同じことをされても、きっと同じように向き合えると思う。嘘をつかず、騙すことなく、本当に思っていることを伝えられると思う。わたしの訓練が一番、きついから。あなたがあなたの優先順位を自覚しておかなきゃ、最後は自分でしか自分を守れないから。」

 

そしていくえさんは、こう続けました。

「わたしも、お金がない自分を情けなく思うこともあったけど、でも、お金のない一方で、こうやって一人の人間と向き合って、1ミリでも成果が出たならそれは誇らしいと思ってる。お金に目もくれずやってきたからこそ、10年もかからずにそれなりの答えが目に見えてきた。」

 

さらさらっと書いているこの文章の中に、どれだけの覚悟が詰まっているのか。

ここまで向き合ってもらえている自分は、本当に幸せです。

 

お金が無くても、いくえさんは眉間にしわが寄らないのです。お金が無いからといって、いくえさんから笑顔が無くなることもないのです。いくえさんはいつも機嫌が良く、自分の機嫌をちゃんとコントロールできるのです。

当たり前なことですよね。でも、それができる人がどのくらいいるでしょうか。

「お金がないからこそ、得ることもたくさんある。」

 

 

小林正観さんの本の中に、

「長い目で見ると、すべてが幸せだったと気づく。」

という言葉があります。

 

私といくえさんも、前世からの繋がりがあると、『スピリチュアル座談会』でも、いくえさんが話してくれました。

今世での、いくえさんとの出会いも、私のこれまでの人生も、すべて必要なことだったと、私は2年前から話を聞いています。良いとか悪いとかどうでもよくて、すべて必要なことでしかない。その一瞬を切り取れば、良い悪いと判断したくもなりますが、人生を前世から含めて長編小説として見て行けば、良い悪いよりも、とにかくドラマチックなのだと。

 

いくえさんがやっていることは、とにかく壮大なことなのです。

こんにちは。

かつあきです。

 

 

あれから、数日が経ち、私の中の意識も、それまでとはだいぶ変わってきたように思います。

一言で言えば、

「自分と向き合う」

ということを、より真剣に考えるようになったと思います。

たった数日間で何が変わるんだ!?と思うかもしれませんが、私にとって『パラサイト』という事実は本当に衝撃でした。

いくえさんが、

「あなたが甘いと言うよりも、あなたの中でパラサイトを無法地帯にしていることが問題。」

と表現してくれたことで、私は自分に責められたという反発よりも、客観的に自分を見ることができたように思います。

 

先日、初めて大分サロンのスタッフ全員で、西寒多神社に参拝に行きました。

突然、いくえさんが言い出したことに、みんな喜んで参加しました。そのあと、カフェでコーヒータイムとなったのですが、だいたいこうなった時は、いくえさんの話が面白くて、数時間は平気で談笑することになるのです。

色んな物事を、色んな側面から考えて分析をして、それを面白おかしく話しながら、めちゃくちゃ考えさせられるのです。

 

いくえさんは、スピリチュアリストですが、決してスピリチュアルに偏らないのです。

神や天使や龍も、話すことはあります。でも、「だからなに?」とも言います。

『これだけしておけばいい』とか『あそこに行けばいい』など、そんな浅はかなことは絶対に言いません。

『あなたはどうしたいの?』ということを追求するのです。

自分の人生は、自分で切り拓いていくものですから。

 

私にもこの2年間、決して「嘘をつくな」とは言ってないのです。

「わたしは、嘘をつかれることが嫌い。でも、嘘をつかなきゃいけないこともあると思う。それならそれで、その嘘を事実にするくらい努力してほしい。それができないなら、嘘をつく意味はないと思う。中途半端に嘘をつきたいなら、その時は、わたしと関わらないところで、そうして欲しい。」

というふうに言われてきました。

ここまで言われていても、人間は自分の価値観で相手を図るものなのだと(これも、いくえさんがいつも言うことです。)、自分も例外なく、ここに当てはまるのだと知りました。

 

 

少し時間があったので、私はいくえさんを誘って、本屋に行きました。

私は、本を読むことが苦手です。ですが、本を読みたいという衝動が起きるのです。

そして、購入して満足するというシナリオに陥るので、いくえさんに付いてきてもらうのです。

今回も、4,5冊手に取って、いくえさんに相談しました。

その中で、いくえさんが1冊を指して、「これなら読めると思うよ。」と言ってくれました。

 

『知識ゼロでも楽しく読める!人間関係の心理学』齊藤勇 著

 

これは、本当に読みやすかったです。

これを読んだら、もっといくえさんと会話ができるようになるのではないかと思うくらい。そう言うといくえさんから、

「早急に読んでほしいわ(笑)」

と言われてしまいました。

 

 

その中で、印象的だったのは、

『思い込みの激しい人の心理』です。

 

思い込みとは、いくえさんの言うパラサイトです。

     

この思い込みのことを心理学的に『認知の歪み』と言うそうで、『認知』とは物事の捉え方(考え方)で、この捉え方(考え方)が極端に偏り歪んでしまうと、現実を正確に認識できない状態になるということだそうです。

 

本文には、【10パターンの認知の歪み】も記載されていて、「心のフィルター」や「すべき思考」など、自分に当てはまるものがたくさんありました。

 

そして、この本に書かれていることは、全ていくえさんにいつも言われてる言葉でした。

 

いくえさんに、この本に書いてあることを、いつも考えているのか?と尋ねたら、

 

「そうだよ。あなたの言動や行動はどんな価値観から生まれることなのか、その価値観にはどんな心理が絡んでいるのか、あなたのこれまでの人生を視ながら、あなたの心も視ながら。ただ、あなたにこの知識がない分、この知識をあなたにぶつけても、暖簾に腕押し状態。あなたからの喧嘩を買うなら、わたしが幾分、あなたのレベルに合わせなきゃいけないと思う。その代わり、周りに話すときは、こういった知識などを取り入れて分析しながら話してるよ。」

 

と、言われました。

「あー。なんて自分は偏った時間を過ごしていたのか…」

いくえさんでさえ、スピリチュアルに偏らず、幅広い観点から、物事を捉えようとしているのに。

私は、あたかも「自分が正しい」と、知識なんてさらさらない、ただの裸の王様気取りでしかなかったのだと。

 

過去は変えることはできませんが、

未来は変えることができるはずです。

 

過去をなかったことにするのではなく、

過去から積み重ねてきた、このパラサイトと、今からの未来は、闘っていくことが、いまの私にできることなのですから。