こんにちは、カウンセラー青羽(あおば)いくです🪽
今日も『ココロノマルシェ』にいただいたご相談に回答させていただきます。
年上の男性に対する嫌悪感や苦手意識はどこからきているのか?
仕事に対するプレッシャーや不安をなぜ感じているのか?
どちらの問題も、原点は同じかもしれません。
ご相談内容はこちら↓
逃げ続けたくないけど…
嫌な人(こと)から逃げ続けていいかどうかです。
いまはパートで働いていて、社員から評価されて社員登用の提案がありました。でも決定権のある部長は、売上が厳しいからな〜と後ろ向き。(心配なのは事実)
何回も先送りにされ、ついに面接前日…になったときに夜に嘔吐して、休んでしまいました。
わたしは、会社で重要ポジションにいるおじさん男性が苦手な傾向があります。
前の会社でも、社長が苦手で生理的嫌悪感も抱いてました。今回の方は若めですが生理的嫌悪感はちょっとあります。
行動をおさえつける父親に重ねているのかもしれません。重要ポジションについている方の独特な雰囲気が苦手です。今回は、その人の嫌々面接する感がムカついたというのもありますが…
このまま逃げ続けていいのか、頑張って苦手意識をなくすのがいいのでしょうか。
不妊治療を理由にパートでいますが、本当は正社員にトラウマがありまだ躊躇しているのもあります。(数年前に燃え尽きた)
夫は働く必要ないと言いますが、将来の不安など、定期的に社員になってキャリアを積むべきではないかという迷いがやってきて心揺らいでいます。一人でビジネスする気概もなく…。
アドバイスいただけると幸いです。
青羽からの回答です
つきさん、初めまして。
ライフワークカウンセラーの青羽いくです^^
「おじさん男性に対する嫌悪感」とてもわかります。
私も子どもの頃からあったので首がちぎれそうなぐらい頷いています(笑)
私の場合は母子家庭で父との関わりがほぼなかった、大好きな兄と仲良くなれなかったという経験があります。
「一番近い男性という存在から愛された記憶がない」ということから、男性との関わり方が分からなかったんですよね。
学校の先生、親戚のおじさん、職場の上司など、どこに行っても嫌悪感や怒りが湧いてくるので一定の距離をとって関わらないようにしていました。
(ちなみに現在進行形です。笑)
家庭環境は違えど、月さんと私の中に湧いている感情は似ている部分があると思ったので
私なりの回答をお伝えさせていただきますね^^
*
一般的に、父母との親子関係は、外側の権威者(先生や上司、会社など)に投影されます。
つきさんもご自覚があるようにお父様との関係を見直していくことで、
・男性上司に対する嫌悪感
・正社員で働くことへのプレッシャー/不安
は薄れていくかな、と思います。
今回はこの2つテーマで回答させていただきますね^^
>このまま逃げ続けていいのか、頑張って苦手意識をなくすのがいいのでしょうか。
結論から言うと、まず今は、逃げてOKです。
苦手なもの、苦手な人、苦手なことは「苦手なままでいったんOK」と思ってください。
体への症状として出ているいまは、自分のことを1番に考えてくださいね。
過去に燃え尽きたご経験もあるとのことですから、今はまだその傷も癒えていないのかもしれません。
そんな自分を労う気持ちで過ごしてみてください。
そして、今つきさんが向き合うのは、「頑張って苦手意識をなくすこと」ではなく、
「月さんがかつて出せなかった感情」だと思うのです。
>行動をおさえつける父親に重ねている
この一文からしか想像できませんがとても厳しいお父様だったのではないでしょうか。
お父様に対してどんな感情を抱いていましたか?
セッションであればこのあたりをもう少し深く聞かせていただくと思います。
>不妊治療を理由にパートでいますが、本当は正社員にトラウマがありまだ躊躇しているのもあります。
(数年前に燃え尽きた)
つきさんが、燃え尽きるまで頑張り続けた理由ってなんでしょう?
>夫は働く必要ないと言いますが、将来の不安など、定期的に社員になってキャリアを積むべきではないかという迷いがやってきて心揺らいでいます。
つきさんが、優しい旦那様に甘えて仕事を辞められないのはどうしてでしょう?
*
ここからはあくまで一例であり、つきさんのご相談文から感じた私の想像、という前提で聞いてくださいね。
本来、子どもは両親を大好きな状態で生まれてきますよね。
(お空から両親を選んでこの世に誕生するといわれています^^)
”大好きなお父さん、お母さんに愛されたい”というのは誰もが持つ感情です。
でも、
お父さんがとても厳しかった
行動を抑えつけられた
愛されていると思えなかった
だとすると、
つきさんの心にはこんな感情が湧いたかもしれません。
ーーーーー
頑張らなければ愛されない
ーーーーー
自分の気持ちを押さえて、
お父さんの理想通りの行動をしないと。
言うことを聞かないと。
もっともっと頑張らないと。
と頑張ってきたのではないでしょうか?
そこには無価値感や、とても深い悲しみがあると思います。
大好きなお父さんの期待に応えられなかった時には罪悪感もあったかもしれません。
そして、そんな自分に対して責めたり否定していたこともあるかもしれません。
つきさんはお父さんに対してどんな感情を持っていたのでしょうか。
ご自身に対してどう感じていたのでしょうか?
言いたかったけど言えなかったこと、出せなかった感情はありますか?
このあたりの感情と向き合い癒していくと、
上司に対する嫌悪感や、仕事に対するイメージを変えていけるきっかけにかもしれません^^
少しみたくない、受け入れたくない内容かもしれませんがあえてお伝えしますね。
今回のような「嫌悪感」って実は「大好き」の裏返しであることが多いのです。
本当に嫌いであれば、人って”無関心”(興味がない)になるはずなんですよね。
でも”嫌う”ことにエネルギーを注いでいるのは”本当は大好きだったのに、愛してくれなかった!”
という怒りや悲しみの裏返しという見方をします。
「好き」を受け入れられない場合は「仲良くなりたかった」「甘えたかった」「受け入れてほしかった」と言い換えた方がしっくりくるかもしれません。
私の場合は、父や兄と近づけなかった=”受け入れてもらえなかった”ことに対してそんな自分を酷く嫌っていました。
「男性は私のことが嫌いなんだ」
「男性は私を傷つける存在だ」
「大好きな人に愛されない私には価値がない」
こんな観念が「年上男性への嫌悪感」として出ていました。
ただこれって、あくまで小さい頃の私の解釈なんです。
事実と解釈は必ずしもイコールになりません。
実際は「私は愛されていた」、そんな目で過去を見直してみるとたくさん愛されていた経験が蘇ってきました。
そして今目の前で起きている出来事にも愛をたくさん感じられるようになったのです。
このあたりのお話はまだ、受け入れる必要はありません。
ココロの仕組みとして「そういうこともあるんだなー」と思っていてくださいね。
*
そして、つきさんは頑張らなくても愛される存在ですよね。
だって、「働く必要はない」と言ってくれる優しい旦那様がいてもう十分愛されていますよね^^
旦那様にとってつきさんは何もしなくても、何もできなくてもただ、そこに居てくれるだけで愛おしい存在なのではないでしょうか?
そんな旦那様からの愛を受け取るためにも、今は頑張るのをやめて、ご自身に向き合う時なのかもしれません。
そして、つきさんはとても仕事ができる優秀な方ですよね^^
周りに配慮もできて、人に信頼される。だからこそ社員さんからも評価されている。
優しい旦那様に愛される才能もありますよね。
そして、とても頑張り屋さんで健気な方だと思います。
そんなご自身の魅力や才能にも光を当ててあげてくださいね。
つきさんらしさを取り戻した時、将来への不安や迷いがなくなり”楽しいやりたい”を起点に行動できると思います。
ビジネスをやりたくなるかもしれませんし、愛に溢れた家庭を作ることかもしれません。
今の職場で仕事に邁進できるかもしれません。
”将来の不安を埋めるため”や、”誰かのため”に頑張るのではなく、
ぜひ自分のために生きるステージにきたんだなーと思ってみてください^^
これからは一人で頑張りすぎずにカウンセラーも頼ってくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました
ライフワークカウンセラー青羽いくでした
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