こんにちは。
心理カウンセラー青羽いくです
ここ最近、涼しくなったな〜やっと秋が来たと思っていたら、
一気に肌寒くなった気がしますね
皆様は、いかがお過ごしでしょうか?
今日もココロのマルシェに寄せられたご相談への回答させていただきます。
よろしければお付き合いください♩
ご相談内容
青羽から、いちごミルクさんへ
いちごミルクさん初めまして。カウンセラー青羽いくです^^
この度はご相談ありがとうございます。
実は私、過去に「子どもを欲しいと思えない私は女性として失格ですか?」という記事を書いていたことがありました。
その時は怖くて公開はできませんでした。でも、いちごミルクさんのご相談文を拝見してもう一度向き合ってみようと思いこのご回答を書くことにしました。
チャンスをいただきありがとうございます。
正直このご回答、うまくまとめられるか自信はありません(笑)同じことで悩んで、ずっと研究してきたのにいまだにピンとくる答えがわかっていないからです。そして怖いです。
ズバッと回答という感じにはいきませんが、私の経験も踏まえて結構深掘りしてみたつもりです。よろしければお付き合いいただけると嬉しいです^^
(長くなることをお許しください笑)
気持ちが揺れるのは当然のこと
と書いていただきましたね。揺れますよね。女性ですもの。
「子どもが欲しい」という気持ちには女性としての本能的なものもあると思います。それゆえ「このままでいいのかな?」と思うのも自然なことだと思います。
年齢的なリミットを考えると、時間と共に焦りも出てくるかもしれません。
25歳ってまだまだ若いやん!もっと楽しめばいいやん!
って思う方もいて、実際に言われてきたかもしれませんが、年齢の捉え方は人それぞれですしね。もっと楽しめと言われてもなかなかできないから悩みもするんですよね。
私も20代後半から10年近く「子どもが欲しいと思えない(わからないこと)」についてすごく悩み葛藤してきました。
「今世では子どもは欲しくない」or「欲しい」をスパッと決められたらいいのに…決められたらそこに向かって進んでいけるのに。
もどかしいですよね。そんな自分が嫌になっていきます。
いっそ誰かに決めてほしい!(神さま、決まってるなら教えてくれよ!)とさえ思っていたんです(笑)
ここからはそんな同志(?!)な私の独断と偏見でお話を進めますね。
(たくさん質問したいことがありますが、ブログの性質上やむを得ずすみません)こんな見方もあるんだーと思って読み進めてくださいませ^^
子どもが欲しいと思えないのは…こんな5つのパターンないですか?
>反対に恋人にひどいことをされて冷めたときは「この人との子どもなんて作ったらとんでもないことになる」、そんな気持ちになりました。
>戦略的に相手のことを好きになれないです。
いちごミルクさん、本来はすごく感覚的で女性性豊かで、委ねるのが得意な方なのかもしれませんね。環境に合わせて自分を変化させるのも無意識にできちゃう器用な人かもしれません。
それゆえ、これまでの環境や生き方で誰かの期待に応えようと頑張ってきたご経験はなかったでしょうか?
一度チェックしてみてください。(詳しくは後述しますね)
>マッチングアプリの状況はというと、お一人趣味も価値観も会う方にお会いしたのですが、彼は子供が欲しいこと、まだ1回しか会っていないですが私が彼に性的魅力を感じていないことがありまだ考えています。
そんな直感的で戦略的に人を好きになれない(思考より感情を重視する)いちごミルクさんが、あれこれ考えて条件でお相手を選ぼうとしていることと、
>「この人となら子どもが欲しいかも」と思えるくらい大好きな人と出会えばよいのか、最初から「子どもが欲しくない人」を選んだ方が良いのか、そもそもセフレなど都合の良い関係の方が私にはあっているのか、
この3択で悩んでいるということ、どうしてかなーと気にりますよね。
この思考の下には、本当はどんな感情が隠れているのか?
どうしてこんなふうに悩むのだろうか?
何か匂うぞ!とホリホリしてみているのですが、
とても引っ掛かりがたくさんあって、どこから拾っていこうか?正直頭を抱えています(笑)
「欲しくないと思っている。(はず)なのに、本当にこれでいいのかな?」と葛藤するの裏には本当は何があるのか。
もしかしたら、こんなことってないでしょうか?
1)ずっと誰かの期待に応えてきた人生だ
2)過保護or過干渉な親との関係が解消されていない
3)完璧主義なところがある
4)自分の愛に自信がない
5)女性としての自分に自信がない
一つづず解説しますね。
1)ずっと誰かの期待に応えてきた人生だ
もしそうだとしたら、親や世間の期待に応えようと無意識にスイッチ入っちゃうことがあります。
大人になった今でも、「女性に生まれたんだから出産は経験しておくべき」とか「(家族って夫婦って)普通は、こうだろう」という価値観に引っ張られて本来の自分の思いを否定することになると思います。
そこで葛藤が生まれるんですよね。
2)過保護or過干渉な親との関係が解消されていない
上記と重なる部分はありますが、ご両親との関係性もかなり関わってきます。過保護や過干渉、逆に放任主義であった場合、どうしたって親の顔色を窺ってしまいますよね。すると十分に子どもらしくいらなかった=そのため実はまだ子どもでいたい。すると大人になりきれない問題(精神的に親を背負っているが)、とか、セクシャリティ(女性である自分)に問題が出てきたります。
これが”子どもに対する嫌悪感”につながる場合もあります。
3)完璧主義なところがある
完璧にこなしたい、完璧な妻・母でいたい、完璧に愛したいという価値観はどれだけあるでしょうか?
自分に「完璧さ」という期待をかけてしまうことってないでしょうか。
無意識だから気づきにくいんですけどね。
期待ってそれに答えられるのが楽しくて、できているうちはいいのですが徐々にしんどくなっていきます。「もっともっと」と自分でハードルをあげている感覚です。
そして、完璧にできなかった場合、自分をとても責めて自己嫌悪するんです。
完璧に愛したいというのは、100%の愛以外の感情を持つ自分を許せない
(嫌悪感などネガティブな感情を感じることが許せない)ってことにもつながるんですね。←私がこれでした。
4)自分の愛に自信がない
5)女性としての自分に自信がない
はどちらも、自分に対する価値がないような感覚です。
「女性としてダメだ」とか「こんなふうに考えてしまう自分は愛されない」
など。否定されてきた人だけでなく、期待に応える人生を送ってきた人は、この無価値感という感情を感じやすくなります。
期待に応えらているから「今は」愛されている、
言い換えると期待に応えられない自分は、愛される価値がないということです。そんな思い込み、ありませんか?
欲しくない理由を探すのって
「欲しいと思えない理由」を書いてくださいましたね。
ありがとうございます。
私も過去、同じように”欲しくない理由5ヶ条”を書きました。それは、いちごミルクさんが書いてくださった内容とほぼ同じだったんですよね。
その5箇条の裏にどんな気持ちが隠れているか?
一つづつ深掘りしていきますね。
①はほとんどの人がある未知に対する恐れなので、一旦脇に置いておきますね。その他の4つを拝見して②~④について。
・スキンシップがなくなる
→愛情が冷めてしまうのではないか
(自分の愛情100パーセントを注げなくなる怖さ)
・家事ができない自分
→子どもを悲しませるのでは?(そんなの母としてダメだ)
・自分のために時間とお金を使いたい
→親としていいのだろうか?(普通は子ども優先しないとだめだよね)
・仕事を頑張りたい出世したいけど…
→仕事ができなくなった時こどもを責めたくなってしまうのではないか?
(自分の欲を優先したい自分はダメなのではないか?)
(かっこ)の中、ご自身の言葉で当てはめてみてください。
いちごミルクさんのどんな価値観が出てたでしょうか?
私が「欲しいと思えなかった理由」を深掘りしていったとき、
上記のような観念が出てきたんです。
これって要するに
完璧に愛せない私は「子どもを欲しいと思う資格がない」
そんな私は愛されないのではないか?
女性として価値がないのではないか?
という思いが表れているんです。
つまり私はずっと女性としての「無価値感」に支配されていたのです。
だから、”欲しいと思えない理由”を必死に探したんですよね。
世間や周りの人、そして自分自身を説得して納得させる必要があったのです。私の価値を認めさせるために、です。
「こういう理由があって欲しいって思えないんです、
だから許されますよね?それでも愛されますよね?」
という想いが込められていました。(無意識ですけどね)
それだけ自分に自信がなく、女性としての私の人生これでいいのか?
と責めまくっていたわけです。
裏を返せば、
誰かに「それでもいいよ」と言って欲しい
そんな私でも愛してほしかったのです。
「子どもがいても、いなくても、〇〇といるだけで幸せだよ」
パートナーからそんな言葉が欲しかったのかもしれません。
(自分の承認欲求のでかさに驚きを隠せませんでした。笑)
いちごミルクさんも本当は
「欲しいと思えない私」をそれでもいいと言ってくれるパートナーを探しているのではないでしょうか?
自信のない自分、不安な自分、完璧じゃない自分
それでもいい、そのままがいいよ、と全てを受容してくれる人です。
だから相手次第で、欲しい、欲しくないが揺さぶられてしまうのかもしれませんね。
>初めて恋人ができたとき、自分でも不思議なのですが子宮のあたりがキュンとしたことを覚えています。反対に恋人にひどいことをされて冷めたときは「この人との子どもなんて作ったらとんでもないことになる」、そんな気持ちになりました。
これって言い換えると、
”自分を全受容してくれる人を見つけた!と思っていたのに、
裏切られてがっかりした(失望)”
ということだったのかもしれません。
女性としての価値が”大好きな人の子どもを産み育てること”という観念が根底にあるとしたら、
「子どもが欲しいかどうか」を一つのバロメーターにするとわかりやすいですよね。
あくまで指標にしているだけであって実際にどう思っているかはそこまで重要でない可能性があります。
シンプルに自分の価値があるか、ないか、を判断させる基準にしているということです。(パートナーとの反応次第で自分の価値が決まってしまう状態)
それぐらい、無条件に「女性である私」を受け入れて欲しいということではないでしょうか。
案の定、わかりにくい回答になってしまいました。笑
ので、ここでひと息。
いちごミルクさんの魅力価値才能について、お話させてくださいね!
(←私の得意分野)
いちごミルクさんの魅力・価値・才能
こんなふうに悩むいちごミルクさんって魅力的な人だと思うんですね。
ご自覚はないかもしれませんが
信じられないぐらい大きな愛の持ち主なんですよね!
大切な人を喜ばせたり幸せにしたいと思っている人、そのために頑張れる人ですよね。
誰かを悲しませたくない、本当は200%愛したい人。
完璧主義とお伝えしましたが、完璧主義はただの悪者でもないんです。それだけ責任感も強くて何事にもまっすぐに向き合う誠実な人ということ。
きっと最悪な場合をたくさん想像して、「理由」を考えたんですよね?
それってとても視野が広くて物事を深く追求できる人。
文才もあります。きっと仕事もバリバリできますよね?
恋愛で悩む経験をされているのは、もっと女性としての魅力を爆発させることができるはず。それだけセクシャリティが強い人。
女性としてもっと恋愛を、人生を楽しめる人です。
いちごミルクには魅力と才能がこんなにもあるんですよね。
それゆえ悩む原因にもなったりしますが(問題の裏に才能あり)、自覚をすることが魅力や才能を生かす第一歩になります。
今はピンとこなくても、「自分ってそうなんだー」程度に心の片隅に置いておいてくださいね^^
これからの恋活について
私からのご提案です。
質問の答えになってねーよ。とつっこまれそうですが、
ノークレームでお願いしたいです(笑)
欲しいと思えない自分をそれでもいいと認めること
思えても思えなくても私は幸せになれると信じること
そう自信を持って思えた時に、
ベストパートナーに出会えるかもしれません^^
誰かに自分のダメなところを愛して欲しいとき、
もっと私の存在価値を認めて欲しい、全受容してほしい
と思うならまずは自分が自分にそれをするのです。
・完璧を少しずつ手放すこと
・期待に応えるのをやめること(自分への期待も手放す)
・あなたの女性としての価値を受け取ること
・自分の愛情深さに自信をつけること
これらができてくると、きっとモヤモヤが少し晴れて自然と答えが見えてくるかもしれません。
どちらにしてもいちごミルクさんは幸せになれるので大丈夫です。
最後に
気になるのがこの内容です。
>電車などで声を出している赤ちゃんも苦手で、それが原因で半年前付き合っていた彼氏にも振られました。
>学生時代は初恋で浮気されて一時期男性不信になり、社会人になって2人お付き合いしたことありますが1年続きませんでした。
これらの出来事って相当ショッキングだったんじゃないかな?と思うのですが、もうその傷は癒やされているのでしょうか?
この時の彼に対する思いはどんなものがあったでしょう。
(封印している気持ちはありませんか)
過去の恋愛によっていちごミルクさんの中で作られた価値観、観念はどんなものがあるでしょう。
浮気や「子どものことが原因」でお別れすることになった場合どうしたって、女性としての自分に自信を失ってしまうと思います。
まだ生傷の状態でしたら、癒しの時期かもしれません。
たくさん書きすぎて混乱させてしまったかもしれませんが、
(長すぎてほんとごめんなさい)
きっと今がいちごミルクさんにとっての人生のターニングポイントです。
ぜひ、秋の長夜のお供に!人生の棚卸し時間を楽しんでみてくださいね^^
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
青羽いくでした𓅯
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