【ガンプラ】ザクF2を作る! | それはちょっと…押忍。

【ガンプラ】ザクF2を作る!

唐突にプラモデルが作りたくなってきた!
最近細かい手作業をしていなかったのに
仕事でまた細かい作業が必要になったので、
そのリハビリと趣味を兼ねて、
ガンプラでも作ろうかと(笑)
ブログテーマに新たに
「プラモデル!」も加えてみました。


 
かくて21世紀に入ってからの初ガンプラは
1/144
HGUC ザクF2


ガンダム0083に出てきた
ジオン残党軍の主力MSです!
9年ほど前の製品で、実売価格
1,000円前後のもの。

リハビリなんでパチ組み(組立図の通りに組むだけ)に
しようと想定して仮組みをしてみたら
プロポーションや組みやすさに問題はなかったものの
いくつか気になる問題点が!

●右肩の盾の幅が狭くて貧弱
●左肩の合わせ目が目立つ
●モノアイのパーツに激しい段が付いている
●モノアイがシール表現で立体感に乏しい
●足の動力パイプがポロポロ落ちる
●手首をビルダーズパーツに換える


逆に言えばその点だけ直せば
カッコいいキットになるというわけで
直します!
基本はパチ組みなので
見えない所は色も塗らないつもりでね。

①右肩の盾の幅が狭くて貧弱
ここは盾の左右に1.2ミリの
プラ板をL字に切ったものを貼って整形。
ついでに下面にも貼ってバランス調整。
偶然にもこの加工で
ゲルググマリーネの手持ち盾と
同じ大きさになります。
設定では同じ部品のはずなのでこの加工は正しいっ
て事になりますな?



②左肩の合わせ目が目立つ
盾もそうだけど、パテを買ってなかったので
ここが最大関門(笑)
接着剤をハミ出し気味に塗り
固まってから削って合わせ目を消します。
ちょっと残った線は消せないのでそのまま。
素人工法ですね。
スパイクはビルダーズパーツ
(バンダイから出てるグレードアップ用の改造パーツ)
を買っておいたけど合わせてみたら
バランス悪く見えたので使用せず。



③モノアイのパーツに激しい段が付いている
④モノアイがシール表現で立体感に乏しい

モノアイ(目)は輪っかのパーツなんだけど
真ん中水平方向に目立つ段が一本走ってて
どうしようもないので、紙やすりで丁寧に
段を削って見えなくします。
これが地味でパーツも小さいのでメンドウだったん。

モノアイの表現はカッターでこのパーツを
Uの字にくり抜いてから
ビルダーズパーツの
ピンクのモノアイとベース部分をハメこむ
形にしようと考えていたら、厚みがありすぎて
デメキンになってしまったので
(なにしろ工具がないのでカッターでカリコリほじった)
ベース部分をランナーに接着して
固まってから後ろを1ミリスライスして
顔から出ないように調整。
なおかつ左右への動きも阻害しないように
して、レンズを貼ってから
裏から銀色をガンダムマーカーで
ちゃっと塗って仕上げ。
ま、一度折ってしまったので修正が
大変だったけど出来上がったら見えなくなる
部分なのでいい加減に(笑)
目は立体的になったので効果はあったんじゃないかな?

⑤足の動力パイプがポロポロ落ちる
古の300円ザクから進化していない部分です。
とにかくポロポロ落ちる!
ちょっと触っただけで落ちる!
対処法はパイプのパーツ両端の裏側に
0.5ミリプラ板をちょっと大きめに貼って、
足の穴に入るようにニッパーで
大きさをバツッと調整します(4カ所)。
これだけで落ちなくなるし、可動の邪魔にならないし、
オススメ改造です! 見えなくなるから
仕上げも雑でいいしね!
ここだけはやっといてもいいと思います。

軟質プラっぽいんでプライマー塗ってから
塗装してあります。

⑥手首をビルダーズパーツに換える
これは見栄えのいい手首パーツに換えただけ
バンダイ製なので選択式の軸の太さに
気をつけさえすれば、特に加工もせずそのまま
換えられます。

で、あとは全体を組むだけですが
色は本来グリーン系濃淡ツートンカラーなんだけど
塗料も用意がないので(笑) 手持ちの
ガンダムカラーの薄いグリーン一色で!
目立つ所以外はゲート跡の処理さえしていないで
バーッと単色で仕上げます。
まるで300円ザクを無塗装で組み立てたみたいに!

できあがりがこれ!
いい感じじゃないスカ?



前線なんで補修用のペイントも乏しく、
手持ちの色でバーッと塗っときました的
オラザク設定であります。

続いてウェザリング(汚し)。
プラモデルはキレイに仕上げるのもアリですが
経年劣化とかキズなども表現するのも
良いものです。

●タミヤのスミ入れ塗料(エナメル/黒・ブラウン)
●ウェザリングマスター(A・C・D・F)
●トミックスペイントマーカー(主に黒系サビ色)


特にサビ色マーカーとウェザリングマスターは仕上げが
簡単にリアルになります! これはいいぞ!

マーカーはただのペンなので
説明はいらないだろうから省くけど
ウェザリングマスター!
これはアイシャドゥのような粉末で
パタパタと付属のハケでプラモデルに
こすりつける塗料で、砂埃や油汚れ、ススに雪、サビ
焼けた鉄の色など3色ずつのセットになっていて
安価でお手軽にリアル感を出せるので
ワンランク腕が上がったかのような錯覚を覚えます。
バーニアのチタンの青焼けがキレイなのもこれのおかげ!
塗ってるのが楽しくってやりすぎに注意(笑)
粉末なのでやりなおしも効きます。

これらを関節部分を重点的に塗ります。

黒サビマーカーで塗った範囲内をガンメタルの
ウェザリングマスターでパタパタすると
使い込まれた金属感になるワケです。

できあがったらトップコートのつや消しを
スプレーして固定。完成です。
ちょっと汚し過ぎたかも…


しかしエナメル塗料のせいか
仕上げ中に各部にクラックが入る現象が!
このクラック、1、2カ所どころかパッと見でも
10カ所ほどにできてしまい、目立つ場所も
割れて、修正不可能な箇所もできた
(割れた部分がなくなった)。
プラの材質が弱いのか?
機能的に割れてたら保持できないパーツ以外は
そのまま(クチバシとサイドスカートの固定具、右手首など)。


●武器
いわゆるザクマシンガンは
チョーシに乗ってスコープの梁を
プラ棒でA字に組んで中が抜けた感じに。
これも簡単な割に効果的なんで
気が向いたらやってみて!
色は固まってから塗る予定なのだけど
写真はまだ。
ザクFZタイプのマシンガンは組立図のまま、
ただレシーバー部分をボディーカラーに塗っちゃいました。
個人的なカスタムってことでね。
ヒートホークも刃以外をボディーカラーに
あとはサビサビ処理しただけ。



【追加画像】
手抜きだらけで組み立てた割に
カッコよく見えるのは、素材のデキが良いから
でしょうが、プラが脆弱なのは困っちゃうな。
割れたヒビも味のうちか? と諦め、
これ以上やるとなお壊れていきそうなので
このへんでやめときます。
マーキングはシールじゃ面白くないし
デカールも持ってないので保留。
これにて本当に完成。

まぁいいリハビリになりました(笑)
適度なパーツ点数、適度な工程。
初めてのガンプラにはちょうどいい手応えです。
あ、初めてって21世紀初ってことね。
やっぱザクF2はいいなー!
ガンプラの基本が詰まってる良キットでした。

 

次はナニ組み立てようかな?
ながながとありがとうございました!
今年のブログはこれでおしまい!
ホナ、よいお年を!!


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