11月14日
オリジナルオラクルカード
巡る
* * *
水が循環する様子の
インスピレーションから
まだ制作途中のイラストです
最近
泣いたりもすることも多いのですが
感情も外に流して巡らせると
スッキリしますね
このイラストを描いた時は
まだちょっと流せず
頑張ってた頃
そんな感覚が
表情に出てるかもしれません
* * *
最近、父の病状が悪化し、ますます実家へのサポートが必要になってきました
心が混沌としてブログの更新も手抜き、今は積極的に穏やかな時間を増やしています
これまで大切な人を見送ってきましたが、その中で周りの悲しみを客観的に捉え、深い共感を抱くことが難しい自分に気づいたことがありました
感情的な「悲しい」という感覚を理解しきれない部分もあり、自分の冷酷さを責めることもありました
父の病状が悪化し、日常生活にますます制約がかかり、父の意識が混沌としていく中で、彼が困惑し諦めの表情を浮かべる瞬間、私は簡単に悲しみに包まれました
その時、私は感情的になること、表現することを強制的に押し留めました
父に悲しんでいる自分を悟られまいとしたこともありましたが、感情的になることで「感情のコントロールを放棄する」のが私にはとても怖いと感じていました
感情の表現や吐き出し方がしばらく分からず、手伝いに没頭したり、関係ない本を読み漁ったりして紛らわせていましたが
そうしているうちに上手く表現できない感情が蓄積され、夜中に突然涙が溢れたり、日中自分が何を感じているのか分からなくなることが増えていました
感じたくない「悲しみ」も感じてあげなければ、何も感じなくなってしまうのかもしれませんね
今は、ゆっくりとした時間を意識的に持って、初心に戻り自分の感じていることを書き出して、時々涙が溢れたりして、だいぶ受け入れるようになってきました
人生にはコントロールがきかないものがあり、人は生かされているだけ
そして、人生が上手く流れる間には、そのことを忘れてしまう時があります
今ある悲しみを体験し、それと共にいることを許し、受け入れることは、きっと私にたくさんの変容を促すでしょう
何よりも、ここまで父とたくさんの対話を丁寧にしてきて、私には思い残すことはなく、ただ純粋な感謝の気持ちになれるのは、とても幸せなことだと実感しています
どの物事にも陰陽の領域があって、どちらもあるからこそ知り得る感覚がありますね
ふと穏やかで静かな領域に入る機会が増えてきました
雲間から光がさした先に、小さな芽が出てきて、それを眺めている自分のインスピレーションがふと浮かんできて
ここ数年「華やかで賑やかなイメージ」を楽しんできましたが、新たな感覚へと移行している感じもあります
それは、私の中で深遠な眼差しが生まれてきている感覚
信頼できる自由な関係性と、精神的自立に基づく伸びやかなパートナーシップ
今回の親の件を通して、夫との関係性も大きく変化しましたが
その感覚をイラストで表現していきたいと今はそう感じています
emma