12週以降の流産・死産のとき、

火葬をしなければなりません。


火葬場の予約をして、

役所に死産届を出すと、

火葬許可証がもらえます。


今回私たちは個人手配しましたが、

一応病院から葬儀業者の紹介はありました。

費用は全然聞いてないけど、個人で進めるのと比べると、結構高いのではないかな…

火葬許可証だけは、本人or家族が役所に行き、発行してもらってくるしかないんですが、それを病院に持っていけば、あとは業者さんにお任せで、赤ちゃんを自宅に引き取ったり、火葬に立ち会うこともしなくて良くなります。

精神的なことや、体調含め、個人で対応することが難しいケースもあると思うので…その選択もありだとは思いました。


どこでもだいたい同じと思われるのは、

赤ちゃんの身体はとても小さいので、

火葬場の朝1番の、火力が弱い回でのお見送りになるようです。


時間は30分程度で、骨が残るかどうかは、個々のケースによるかなという印象でした。


火力が弱いため棺は紙製で良いとのことで、私は病院で入れていただいた紙製の棺のまま、自宅から運びました。朝の出発前に、子どもたちにはお手紙(文字は書けないけど…)を書いてもらって、お花と一緒に棺に入れました。


赤ちゃんは、もう、お腹から出てきてから3日程経っているので、だいぶ小さくしぼんできていました。


お別れの時、もっと泣き崩れるかと思っていたけど、子どもたちの世話をしながらということもあって(赤ちゃんにバイバイするんだよ、と抱っこして見えるようにしたりとか…)、そこまで取り乱すこともなく、家族みんなで優しく送り出すことができたと思います。


赤ちゃんの死は、その故人との思い出がたくさんあるわけではなくって、生きていたらどんなだったのかな?と、訪れることのなくなった未来を思うことしかできないので…そういった意味でも、親族が亡くなったときともまた違うなと思いました。


収骨のときには、子どもにも少しお手伝いしてもらって、小さな骨壷にほんの少し赤ちゃんの骨を残すことができました。フッと息を吹いたら飛んで行ってしまいそうな、そんな骨でした。


火葬場にいたのは1時間くらいだったかな…

とても晴れた日でした。


さようなら