6月あたまに妊娠がわかって、
ここから、手術の話です。
7月最後の日に手術をして、終わりました。
本当に本当につらくて悲しくて
思い出せばいつでも泣けます。。
ずっと不安と緊張で張りつめていたこの2カ月間。
流産とわかって落ち込み、
未来への不安や焦りにも押しつぶされそうだった。
自然排出を待ったものの、結局手術の日を迎えた。なんとなく、そうなるかなって思ってもいた。
それなら、はじめからすぐ手術していたらよかった、となるかな?とも思ったりしたけど、
手術という方法でお別れすることを、自分でも納得して選ぶことができたのは、この最後の2週間があったからだと思った。
そして、不思議なんですが
手術して、からっぽになったのに、
すこし穏やかな気持ちになっていました。


前日の夜はあんまり眠れなかった。。
朝は夫と一緒に9時に病院へ。
夫と休みを合わせて取るのって、結構久しぶりだったな。。
はじめに体温を測って問診票に記入して、
少し待つと診察室に呼ばれた。
最後の内診でした。
「エコー見てくださいね。」と言われ
カーテンを開けて、最後に自分の目で見た。
「大きさ変わってないね。」
2週間前と変わらないその姿で、ずっとお腹にいてくれました。13mmまで育って、なんとなく頭と身体の区別はつくくらいになったところだったんですよ…本当に本当に無念です。。
「今日、手術でよろしいですね。」
最後にもう一度確認されて、そのまま内診台で子宮口を広げるダイラパンというものをいれてもらいました。
激痛を予想していたものの、子宮頸がん検診みたいな感じの器具が入った感覚があったあと、何かその奥をつまんだような痛みが一瞬あっただけ。
その次にたぶんダイラパンを入れたんだと思ったけど、痛っ
!!となるほどのものではなく、本当にほっとしました…。

でも、激痛が来る!!!と思って緊張してたので、やたらと深呼吸したりゼーハーゼーハーしてて、不安感はめっちゃ伝わってたと思います

そのあと、日帰り入院ということで、3人部屋のベッドに移動した。
手術をするのは分娩室なので、そこは産科の病棟。移動するとき、新生児が並んで寝ている部屋がカーテンの隙間から見えた。
自分が流産という状況で産科の病棟に行くのって、辛い、悲しい気持ちになるかなって思っていた。
けど実際行ってみて、そもそも初めて入ったのだけど、たまたまかわからないけど妊婦さんや面会の人と会うこともなく、流産の私に対してスタッフさんの受け入れ体制がよかったのもあり、全然嫌な気持ちにならずに済みました。
同じ部屋にいた人も、何かの手術だったようで、病院側の配慮もあったのかな。
待ち時間に掲示板に貼ってある情報を読んでいたら、この病院がハイリスク分娩にも対応していて、その認定基準を大きく上回る病院(分娩の数、医師や看護師の体制など)であることを知りました。今さら…
というのも、漠然と里帰り出産のつもりでいたので、今の病院は不妊外来のある婦人科という視点で選んだだけだったから

今のところ病院には不満もないし、いつもの先生にそのまま診てもらえるんだったら里帰りしなくてもここで産むのが安心かな、なんて、、、未来のことを考えたりもしました。
…と、脱線しましたが

手術の時間は13時。
ベッドで待つ間に、薬剤師さんが今日から飲むお薬を先に渡しに来てくれて、担当の看護師さんが脱水症状にならないように点滴を繋いでくれた。
あとは待つのみ。
ダイラパンが広がってきたらだんだん痛くなるのかなと思っていたけど、そのまま特に痛みもなく過ごし、逆にこれで広がってるんだろうか?と不安になるくらいでした。
私がベッドで横になっている間、ただ待ってるだけの夫は椅子だし、出かけるわけにもいかないだろうし、ちょっと申し訳なかった。。
長くなったので、午後の話は次につづきます。