機能訓練指導員は、
『日常生活を営むのに必要な機能を改善し、又はその減退を防止するための訓練を行う能力を有すると認められる者でなければならない。』
と定義されています。（厚生労働省による）
2000年に介護保険制度が始まってから「機能訓練」と言う言葉がよく聞かれるようになりましたが、
わたしの場合は、柔道整復師 の資格を取ってから、この資格が生かせる業務として機能訓練指導員の存在を
知りました。
じゃあ
機能訓練 って？
あと５年経つといよいよ「2025年」が訪れます。
第一次ベビーブーマーである＜1947（昭和22）年～1949（昭和23）年生＞＝「団塊の世代」約800万人の全員が、
75歳以上の後期高齢者となられるのです。
日本の人口構成比で
（20～64歳の働く世代人口）／（65歳以上の高齢者人口）は
2015年 約 2.4人
↓
2050年 約 1.2人
ということで、高齢者の医療や介護の需要が今以上に増加するため、
・体力・足の筋力をつける
・今の筋力を維持する
・関節が硬くならないように保つ
・筋肉が縮んで硬くなってしまわないようにする
・まひのある手を使う
・頭や指を使って認知症を予防する
・転ばないように歩く
・転びにくい姿勢を身につける
・一人暮らし・夫婦での生活を続ける
といった「介護予防」の重要性も高まっているのです。
これは高齢者だけの問題ではなくそれ以下の世代でも
・めんどくさい
・つかれる
・だるい
・うごきたくない
・動きたくてもうごけない
・痛みそうでやだ
・悪化しそうで怖い
といった理由で、
身体を動かさないでいると
・関節可動域の低下
・筋力の低下
・筋肉の脆弱・萎縮
・血流の停滞
・むくみや痛み
といった悪循環の発生につながります。
つまり
機能訓練 とは
加齢による心身機能の低下に適切に対応する こと
であり、
今の自分が本来持つ心身機能を最大限に使えるようにする こと
とわたし自身は考えています。
そして機能訓練の本来の目的は
単に
“身体機能の維持向上”
ではなく、
・自分の脚でいつまでも歩き続けたい
・公共交通機関をつかって買い物やお出かけしたい
・走ったり、泳いだり、打ったり、投げたり、、スポーツを続けたい
・旅行をいつまでも楽しみたい
・今の生活を続けていきたい
といった
“生活機能の維持向上”
が最終的な目標となるのです。
このような「機能訓練」のサービスは従来デイサービス等の施設で提供されていますが、
ルーミッションでは、ご訪問・出張にて受けていただくことが出来ます。
また、訪問した際にボディケアやドライヘッドスパや足ツボなども合わせてお時間の枠内で組み合わせて
いただくこともできます。
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