あの頃のように

あなたの隣で笑っていたいな

16日、祥月命日

丸4年

お経を聞きながら

笑顔の夫の遺影を見つめ

そんなこと思ってた


羨ましいのは他人ではなくて

あの頃の自分

すごく羨ましい


夫が逝き

真っ暗なトンネルに

一人残されたような暗闇

初めて経験する世界にいた

どこへ行っても、誰かといても

毎日、毎日悲しくて

湧水みたいに溢れていた涙


昨年から

少しずつ変わってきました

乗れなかった電車に

乗れるようになってからかな

夫がいた当たり前の生活は

もうどうやっても取り戻せない

いないという現実

そんな諦めもあります


私は乗り越えようとか前に進む

とか一度も思ったことがありません

乗り越えるものじゃないし

かけがえのない大切な人がいない

喪失感はいつも

私と一緒にいます


朝目覚めてから寝るまで

夫がいたらなと

日に何度も思います

どこにいても私の中に

夫の存在がある

今だって夜中に目が覚めて

隣にいない現実に

泣き叫びたくなる


悲しみが沈んでいる時もあれば

ふいに浮き上がってきます

それでも

4年が過ぎて

笑ってる時間が増えました


夫の会社から届いた

命日の胡蝶蘭は青でした

偶然にも

お寺さんとお墓のお花は

私も白ベースの青にしました

皆さんとの食事も

笑顔で過ごせました


こんなに私に想われて

周りからも幸せ者だなと言われる

夫が時々憎たらしくなる

こんなに早く逝っちゃって


でもね

こんなに想いを馳せる人がいる

奇跡なんじゃないかなと

思えるようになった


他の誰でもない

大きな愛で大切にしてくれた

夫だから

幸せたくさんもらったのに

何にもお返しできてない

ままだけど、、


友人から

再会の時には

これ履いてねと

ガラスの靴を貰いました

シンデレラになって

大きな胸に飛び込む^_^

大好き!



周りに支えられてここまで来れました

溢れ続ける想いを糧に

彼方の夫に追いつくまで

きっと何とかなる


私のたった一つの生きる希望は

夫にまた巡り逢うことだから


このブログで

皆さまと繋がり温かく

お付き合いいただいたこと

感謝しかありません


昨年からだんだん気持ちが

書けなくなりました

ブログを書くのは

これで最後にします


今まで

夫への想いを読んでいただき

いいね、コメント

ありがとうございました


皆さまに

優しい時間がたくさん流れますよう

願っています