時空を超えて総本山へ
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こんばんは
五感・六感センスアップコーディネーター&万葉集セラピスト いくちゃん こと 幾島健司です。
本日は太陰太陽暦で8月9日です
ハイ、いつも通りのふつ~の日でございます(笑)
今週の万葉集でご紹介した、この歌ですが
あの川の河口で自分を待っている娘たちは、ひょっとしたら神仙の国の娘たちかもしれないと、想像している歌でした。
私は残念なことに、神仙の国に行ったことがありません( ← あたりまえです... )のでどんな女性がいるのかは、とんとわかりません
ですが、この歌の詠み手はワクワクして鼻の下が長~く伸びていたかもしれませんね(笑)
さて、この歌に詠まれた松浦川(現在の玉島川)は、大伴旅人が太宰府の長官であったときに視察に行った場所の一つだといわれています。
作者は”詠み人知らず”となっていますが、彼の関係者(部下)である説も有力なようです。
仮に現地の人が詠んだ歌であっても、旅人以下の関係者の目に触れなければ「万葉集」に載せられることはないはずですね。
さてさて、遠く肥前の地で詠まれたこの歌ですが、時空を超えて歌碑がゆったりと佇んでいる場所があります。
その場所は奈良県の飛鳥地方にある「万葉文化館」
万葉研究の総本山で、優れた展示やセミナーなどを開催しています。しかも入館料は無料ときています。
建物だけでなく、お庭があってたくさんの歌碑が並んでいます。私もいくつか撮っているのですが、この歌の歌碑の写真は残っていないようであります
飛鳥の里にしっとり佇むこの場所は、館の内外を含めて当時の風情を残しているようです。
飛鳥の里の散策は見所がたくさんありますが、ここは外さないほうがいいかと思います。
特に古いものがあるわけではないのですが、穏やかな日にここで過ごすと、なぜか心がしっかりと落ち着くのです。日本人の原点があるからでしょうか。
あ、すぐ近くに「飛鳥大仏」さんを安置している「飛鳥寺」さんがありますよ~
ではでは、また~
今日も読んでいただいてありがとうございました