事故があった場合に被害を受ける地区の住民投票が必要
http://www.47news.jp/news/2011/06/post_20110602003036.html
↑この記事を読んで、おかしいなと思う。
福島県で起きた原発について、原発を再開する時に、その原発がある自治体だけで決めたら、多分、みんな怒るだろう。
避難区域になったすべての市町村。それでも足りない。80キロ圏内? いや、風評被害を受けて大変な目に遭っているすべての人々の同意を得なければ、原発の再開などできない。
なら、他の原発についても同様ではないだろうか。
みんな、「原発が所在する街だけじゃなくて、その周辺の市町村の住民の生活まで破壊された」ということを目の当たりにしている。
それなら、当然、「事があった時、影響を受ける可能性がある市町村の全ての住民の同意」が必要なのではないだろうか。
私もいわき市に実家があって、定年後には東京からいわきに戻ろうと考えていた。釣りと家庭菜園三昧の生活を送ろうと夢を持っていた。でも、その定年後の構想がどうなるのか。今は全くの白紙になってしまった。
全ての生活が変わってしまった。福島県民の二の舞いは誰にも踏ませたくない。
ちゃんと、原発事故があった場合に被害を受けるすべての人の了解を得なければならないはずだ。
特定の町議会の決議なんてもんじゃなくて、影響を受けるすべての地区の住民による投票が必要ではなかろうか。