首都圏の有名私立学校が、いわき市の中学野球部に支援プロジェクト

　いまや全国的に有名な文武両道校となった桐蔭学園高校、中学が、いわき市内の中学校、高校の野球部に野球用具等を支援するプロジェクトを展開してくださっているそうです。

　本日、我が母校の野球部に１０ダースものボールが届けられたと、ＯＢ会の情報メールで流れてきました。

　有り難いことです。

　私が小学生の時、磐城高と桐蔭学園高が夏の甲子園の決勝で試合をして、０ー１で桐蔭学園高が優勝しました。私は幼かったので試合の記憶は全くありませんが、６号国道を選手の皆さんがパレードしたのをよく憶えています。

　当時、磐城高は地方の文武両道校で、桐蔭学園は都会の野球学校。甲子園の決勝で磐城の最後の打者がキャッチャーフライを打ち上げると、ネット裏の席から一斉に「落とせ」と声が挙がったそうです。

　その時に捕手だったのが現在の桐蔭学園の土屋恵三郎監督。「俺たちは甲子園に憎まれているのか」と思いながらフライを捕り、その悔しさを忘れないように、その後の人生で後輩の指導に尽くされたそうです。

　現在、桐蔭学園は、全国的に有名な文武両道校になりました。ジャイアンツの高橋由伸選手を始め、毎年、六大学野球や東都大学野球にチームの中心となって活躍する選手を多く輩出しています。（昨年は明大の監督と主将、法大のエース、東洋大の主砲が桐蔭出身。今年も東都１部で３人の遊撃手が桐蔭出身です）

　そんな学校が、我々いわきの人間に対していまだに愛情を持って接してくれていることには、感謝してもし尽くせません。