ドラムの教則ビデオ
最近、暇があると楽器店の教則ビデオコーナーに足が向いてしまう。
昔からドラムの教則ビデオマニアだった私は、かなりの数の教則ビデオを持っているが、最近、またもや急速に数が増えてきた。
「リズムを強化するためのプログラム」とか「フレーズを増やすプログラム」とか、「このぐらいは常識」というような宣伝文句に弱い。
「このぐらいは常識」というのをやってみて、できなかったらどうしよう・・・・ と思ってしまったりするので、とりあえず、そういう宣伝文句のものを見つけると、買ってしまう。
そのビデオを見ながら、自分ができないフレーズや、あるテンポになると弱いフレーズなどをチェックしていく。
できないフレーズでも、「これは、練習してもあんまり使わないな」と思うようなものはとばす。簡単に言えば、「あんまりかっこよくないフレーズで、練習する気になれないもの」ということかもしれない。
たまに、「ああ、そういうえば、こういうフレーズを叩く人を見たことがあるけど、あんまり気にしてなかった。こうやってたのか」というのが出てきたりする。
オカズではなくて、リズムパターンでも、「こういうのは、新しく練習しておこう」と思うようなパターンもたまみつけるので、やはり、教則ビデオは役に立つ。
中でも、見るたびにインスピレーションをかき立てられるのは、神保彰さんのビデオだ。
DVD見終わって、その中で、やるべきことを見つけると、そのフレーズを手帳にメモしておく。
自由度が上がっていく快感というのは、語学を学んで、言いたいことが言えるようになった感覚に似ているような気がする。