実り
中3の息子の卓球の大会があったようだ。中体連の区大会なのだろうと思う。
うちの息子、ダブルスで優勝したそうで、家に帰ってきたら、早速、家内に報告していた。
それを聞いて、我が家お祭り騒ぎである。
「お祝いに寿司をとれ」と私が叫び、家内がすし屋に電話すると「2時間かかる」とのこと。それではと、私が自転車を走らせ、京樽に買いに行くことにした。
途中、ケーキ屋を探したが、日曜で定休日の店が多くて断念。コンビニでケーキとティラミスとやらをごっそり買ってきた。
いろいろと買い出しして帰宅し、「そら、食え」と寿司とケーキをテーブルに広げた。
中学で卓球を始めた息子にとって、3年の中体連は集大成だ。それで、区の優勝を遂げたのだから、大したものだ。
中学三年間の「実り」を堪能し、練習に明け暮れた日々を思い出しながら、お寿司とケーキを食べた。
受験で志望校に入ったとか、1学期が終わったとか、英検を受けて帰ってきたとか、期末試験が終わったとか、そういう区切りのたびに、我が家ではおいしい物を食べる。そして、家族全員で頑張った人をねぎらうのだ。
GWがあけたら、家内の学校も、子ども達の生活も、第二ラウンド。その前に、いい「成果」を家族で味わうことができた。
ひとしきりみんなでおいしい物を食べたら、子ども達は、勉強部屋へ。家内も、授業の準備を始めた。
息子の快挙のお陰で、家族みんながまたやる気エネルギーを得たようだ。