率直な人
きょうは、仕事でインタビューをして以来、仲良しになったSさんと四谷で忘年会をした。Sさんは、何事にも率直で正直に人で、普通なら言いにくいことや、気兼ねするようなことでも言ってくれる。
ゆがみのない鏡のような人で、この人とお話していると、自分の姿がよく見える。
私の家内もこんな感じだ。家内とは、学生時代からの付き合いだが、学生時代はお互いの良いところばかり見せるような関係だったが、徐々にお互いの姿を正直に見せるようになり、お互いに言いたいことを言い合える関係になった。だから、我が家では、たまに大げんかするが、大げんかが終わると、問題が解決し、また平和な時代に戻る。お互いの腹の中に、わだかまりがない状態でいられるので、楽なパートナーだ。
最近では、バンドのギターの平野師匠や、ベースの穂高くんともこういう関係で、さらに、高校時代の野球部の仲間もこういう関係なので、ゆがみのない鏡が四方八方に立っていて、自分の姿が見えるような気がする。
そういう相手には、自分もゆがみのない鏡になろうと思って、率直に言おうとするが、時には、誤解されてしまってその人が自分から離れてしまうこともある。
そういう時には、「自分のやり方が理解されなかったんだなあ」とあきらめるようにしている。
実際、自分のやり方が正しいのかどうかはわからないが、家内や親友を中心にして、私の周りには、このやり方でうまくいっている人がかなりいるので、とりあえず、このやり方を通すことにしている。
子供との関係も全く同じで、「好きなモノは好きと言え」「嫌なモノはいやと言え」「欲しいモノは欲しいと言え」「口に出してくれないとなかなかわからない」と言ってある。なので、「欲しい」と言わなければ何も買ってあげないし、「欲しい」と言えば、条件交渉をした上で、子供に買って上げるようにしている。