母校の就職セミナー | いわき市台風被害掲示板★南相馬、浪江町、双葉町、錦、勿来等

母校の就職セミナー

 母校・立大の就職セミナーのようなところで話をすることになり、何を話すか考えている。考えはじめると何時間も考えっぱなしになってしまう。


 私の大学はマスコミ関係の就職が少ない大学で、私が大学生の頃に友達に「新聞記者になりたいなあ」と言ったら笑われたものだった。それでも、準備をしてうけたら入った。多分、文章を書くのが好きだったので、作文でうかったんだろうと思う。


 自分がどんな準備をして会社に入って、会社ではどんなことで苦労したかということを話そうと思う。それでも、私の就職時代はバブル期で、今よりよっぽど就職が緩かったと思う。今のように厳しい就職をしている人に、わたしのような人間が話して役に立つだろうか? と疑問があるのだが、それでもとりあえずは有益と思われる情報を話そうと思う。


 2年前にも同じセミナーで話したことがあるので、緊張はない。


 あの時は、学生さんたちに「くだらないこと話しているなあ」っていう反応をされたらどうしようと、心配でしょうがなかったが、学生さん達はとても素直で、終わった後もいろいろな質問をしてくれた。


 アンジェラアキさんの歌で、「大人の僕も傷ついて眠れない夜があるけど」という歌があって、私はこの歌が好きだ。学生さんたちは就職のことを考えれば眠れない夜の連続だろうし、自分もそうだった。


 ただ、眠れない夜というのは、20代の頃も、30代の頃も、40代の今もあって、多分、いろいろな目標や夢をもっているうちは消えないものだろうと思う。50代の会社の先輩も、同じことを言っていた。


 学生の皆さんにそんな話ができたらいいなあと思う。就職活動というのは、人生の中でとても大事なことだから、学生さん達は本当に真剣だ。我が家の子ども達も10年もすれば就職活動をするだろうし、就職セミナーにも通うだろう。自分の子供に話すようなつもりで、学生さん達に話したいと思う。