長男の耳かき
中一の長男が学校から帰ると、「耳の中がかゆい」と言い出した。この場合、私の出番です。
長男は、耳の奥に汗がたまりやすい体質らしく、小さい頃から、よくみみかきをした。
そのお陰で私の耳かき技術が高まったほか、私は、いろいろな種類の耳かき機を集めるのが趣味になった。
バキューム型の耳あかを吸い取るものや、粘着質の先っぽがついたもの。金属製の細いモノ、ライト付きのものなどだ。
そのいろいろな道具を作って30分ぐらいかけて息子の耳あかをとってやる。
そうすると、息子は大概、気持ちよくなるのか寝てしまう。
きょうも、まだ6時半だというのに寝てしまった。
息子が満足してくれるのはうれしいのだが、これがなかなか疲れる作業だ。
「かわりにパパのも取ってくれない?」と聞くのだが、実際にやってもらったことはない。息子の耳かき技術はとても低くて、痛いので不人気なのだ。