楽器と語学は時間がかかる
私が愛読しているブログ。NY在住の女性アマチュアドラマーのこりんごちゃんのページが面白くなっています。
もう毎日が楽しくて忙しくて、しっちゃかめっちゃか状態だそうです。
わかるなあ。すごくよくわかりますよ。
楽器っていうのは、練習してるとあっという間に時間がたっちゃって。僕も、熱中すると2,3時間はアッという間。大学生の時なんて、大好きなカシオペアのCDをリピートにして、朝9時から練習に熱中していたことがある。ちょっと腹が減ったので、飯を食いに行こうと外をみたら、何故か暗い。時計をみたら、夜の8時だったなんてことがありました。
あの時間を他のことに向けていたら、もっと得な人生を歩んでいたかもしれないとつくづく思うのです。
楽器と語学学習は時間がかかりますよね。ホント、ざるで水を移すような作業です。
でも、僕は、すばらしい曲を一曲演奏できる人ってのは尊敬しますよ。
よく、「私はジャズ通で、ジャズの歴史やアーチストのことなら何でも知っています」なんてライブハウスで講釈垂れる人がいますが、そういう人の話より、1曲でも人を感動させられる演奏ができる人の方を尊敬するのです。
大好きな曲を、1曲、演奏できるようになって、それを何度も何度も練習して完成度を高めて、それが何年もやってるうちに素晴らしいものになる。
だから、こりんごちゃん、「時間がない」ってあせる気持ちはよーーくわかるのです。
唯一の助言は、「社会生活を営む上で、最低限のことだけはやっておくこと。その上で全体のバランスを考えながらバンドに熱中すること」でしょうか? 生活が崩壊したら、好きなバンドもできなくなるからね。
そこんとこヨロシク。