話好き | いわき市台風被害掲示板★南相馬、浪江町、双葉町、錦、勿来等

話好き

 我が家は話好き一家である。


 家内は話しすきだし、私も話し始めると止まらなくなる。こんな親に育てられたからか、子供たちも、学校から帰ってくるとすかさず私の仕事をしているところに来て、「パパ、きょう学校でね・・・」と話し始める。


 子供たちがいろいろな学校での情報を家で話すので、他の家から、いろいろな問い合わせがくる。「きょう、学校でうちの子が何かあったそうですが・・・」という具合。そうすると、うちの子が「それはね、こういうことがあったんだよ」と母親に報告。その報告が、その家のおかあさんの所にいくのである。



 私の帰りが夜遅いので、話したいことがあると、家内は、起きて待っている。私は早く寝たいのだが、家内が「背中、指圧してあげようか?」と来ると断れない。指圧してもらうと、疲れがとれて熟睡できるからだ。


 我が家のルールでは、指圧をしてもらっている間は、相手のお話を聞いていないといけないことになっている。寝息を立てたりすると揺り起こされることもある。「今寝てたでしょう!」と。拷問である。


 私も愚痴があるときは、「背中おしてあげようか」と申し出る。家内は、意識朦朧としながら指圧を受け、私の話を聞いている。


 家内が帰ってくるとまた、「背中おそうか?」と来ると思う。眠気と戦いながら話を聞くのは、結構たいへんなのだ。熟睡できるぶん、ちゃらだからいいか・・・