これは、中3の修学旅行のお話です。


僕の中学時代というか、僕の通っていた中学は結構荒れておりまして、

市内でも1、2を争うほどでした。

授業中、警報ベルがなるのはあたりまえ、

授業のエスケープ、階段の踊り場のタバコ、バイク登校 等々

まぁ、先生は大変だったと思います。

今思えば、かなりヤバかったと思います。

僕は、びびりんちょで、お笑いキャラを確立しておりましたので、

不良君達にイジメられたり、ゆすられたり、たかられたりはありませんでした。


そんなこんなで、修学旅行。

その当時になんと東京ディズニーランドなるものが完成していたのでございます。

塾での情報では、他校では行ったという噂。

一応修学だから、無理なんじゃね?と思っていたら、

やっぱり、ディズニーには連れて行ってもらえませんでした。

当然、素行が悪いからです。

残念!

でも、でもです。

いっこ下の連中は僕らより悪いと言われていたのに、

次の年から、ディズニーが計画に入っていたのです。

ムキ―!先生も行きたかったのね~


本題に戻りますが、

親友I君と同じ班という事で、楽しみにしていた修学旅行なのですが、

前回書いたとおり、I君はチューハイ酔っ払い事件を起こした為、

その後は、ずっと先生の横に座らせていたので、ちょっと残念でした。


大方の見学と、枕投げ、深夜の正座など定番の行事を終え帰路に。


最後の見学地に向かう途中、何やら後部座席の方で悲鳴。

??

その後、僕らのバスはいつまで経っても東京をでることなく、グルグルと都内を回っていたようです。

と、いきなり停車し、飛び出すガイドさんと運転手。

タクシーのおっちゃんと何やら話をしています。


どうやら、タクシーと接触事故を起こしていたとの事。

接触したのに、タクシーは止まらずだったので、ずーっとそのタクシーを追いかけていたらしい。

その後の処理はわかりませんが、とりあえず、事態は収束。


やっとこさ、次の見学場所へ。。。って

かなり、他クラスとの遅れ。

ガイドさんもかなりお疲れのようで、冗談で代わってくれませんか?って


そのガイドさん、名前はメグミちゃんって名前で、

実は僕の直球ど真ん中ストライクのタイプの人でした。

しゃべりたくって仕方なかったのですが、なかなかチャンスが無かったし、

恥ずかしくって躊躇してたのですが、ここぞとばかりのチャンス!


周りのみんなも「きゅん やれよ~」と 背中を押してくれて、

そこから、ガイドをかってでました。

すると、めぐみちゃん帽子を貸してくれました。

そこからは、盛り上がる盛り上がる。

地元の人でも知らないような、小さな川の橋の名前をデタラメ言ったり、

当時、僕のテッパン物まねだった、宮尾すすむとムーミンをやったり、

最終的にめぐみ2号という称号を頂きました。

その後、3号、4号と続き、ドライブインでやっと他クラスと合流ができたのです。


バスを降りると、先生たちがうどんをすすってました。

!!

「おまえら早いわ!いまうどん来たとこや!もうちょっと遅れてこい」

などと、ワケわからぬことを言われ、

結局、最終見学地はスルーということになりました。

残念。


最後にめぐみちゃんと2ショットで写真を撮ってもらい、

中3の修学旅行は終わったのでした。

おもち女のAちゃんと付き合ってたときの話です。

僕はスクールバスでの通学だったのですが、

土曜日の帰り、バスを待っていると、

見知らぬ女の子、多分となりのクラスの子が

急に目の前に走って来ました。

「はは~ん、お前か?」

お前かだって?

初対面にも関わらずかなり失礼です。

見た目は不良ではありませんでしたが、気の強そうな

決してかわいい子ではありませんでした。

なんやねん!って言い返す間もなく

「お前みたいな、変な顔の奴がモテるワケないわ!一回鏡みたら?」

と、すて台詞を吐いて、走って去って行きました。

!!

あまりの突然の暴言に??でしたが、

しばらくしてそれは

ボディブローとして効いてきました。

その頃、彼女が出来た事に天狗になっていた僕のまさに鼻をへし折る言動。

僕は、鈍器で頭を殴られたくらいのショックを受け、落ち込みました。

そっか…

改めて家で鏡を見ました。

坊主頭のちんちくりんがそこにはいて、がっくり肩を落とすきゅんくん。

ご存知の通り、その後Aちゃんにもフラれ、

すっかり女嫌いになってしまったきゅんくんなのでした。

初めて転校生のMちゃんがやってきました。

クラス数は6組あったのですが、僕は4組。

そのコは1組に転入する事になりました。

めったにない出来事だったことと、

エライカワイイということで

みんな一斉に見に行きました。

僕はというと、よくあるプロレス 技のターゲットになっていて、休み時間中は常にグロッキーで、

テンションを上げて見に行くこともしませんでした。

まぁ、今でさえ部活動以外で、離れた組との生徒と

接触もなかったし、今後絡むことはないと思ってました。

しばらくして、

ちょっと悪いグループに入っていたのをチラ見したくらいでした。

まぁ、人生どう転ぶかわかりません。

3年生になって、Mちゃんと一緒のクラスになりました。

あれ?こんなコいたっけ?あ、そうかこのコやったんか

みたい感じで興味はありませんでした。

なんせ、中1の時のおもち女のトラウマがあったのと、

中2でいじめられたせいで、中3なんてもうどうでも

よくなっていたのです。

受験もありましたが、職人になりたいという願望もあって、

高校にも行かなくていいかなぁと思っていました。

I君ってコがいて、ちょっと女の子に気持ち悪がられるタイプのコといつも二人でつるんでました。

彼も結構イジメられていたので、気があったのでしょう。

おもしろい奴だったので、番外編で彼の事は書こうと思います。

で、その当時テレビで流行っていた

バンドのグループの一人に僕が似てるということになって

いや~似てないで~と賛否両論ありましたが、

僕は似てないと思いました。

Mちゃんはその人の雑誌の切り抜きをいっぱい持っていました。

うすうす感づいてはきていましたが、

やっぱりそうで、お手紙をもらいました。

内容はオーソドックスだったけど、

ストレートで、心を打たれたのを覚えています。

あ~でも、ムリやわ…

いままでの、少ない恋愛体験が完全に僕を消極的に

していたのです。

返事を返すことができないままでいました。

あっと言う間に時間も過ぎていきました。

その間、彼女は荒れ、テストも白紙でだしたり、

授業もまともに受けることが少なくなってきました。

あ~なんか僕のせいなんかなぁ…

と思いましたが、どうも違うようでした。

パチンコ屋の娘ってのは聞いてましたが、

実はオーナーではなく

パチンコ屋で住み込みの両親と暮らしていて、

結構、貧乏だったのだと思います。

荒れるのも理解できました。

そんなこんなで、すごく気になっていたせいか、

すっかり彼女のことを好きになっていたにも関わらず、

タイミングを逃した僕はどうすることもできませんでした。

そうや、中学卒業したら周りを気にしないで、

付き合えるんとちゃうか。

卒業式に逆告白しよう!なんて

考えていました。

高校に行く気はあんまりなかったのですが、その年から

推薦枠というのが出来て、先生がそれを薦めてくれたので、

面接のみの受験を受けました。

で、僕は高校に行くことが決まったのです。

彼女は数少ない就職組でした。

でも、ま、どっか近くだろうと思っていました。

卒業式間近、彼女が名古屋で美容師として就職することを

知りました。

え…

会えないじゃん…

がっかりきた僕は、一足早く大人の世界に踏み出す彼女を

見送るしかありませんでした。

卒業式当日、第2ボタンをねだられ、写真も一緒に撮りました。

彼女の送別会があると誘われたので行きました。

何かプレゼントをと思って、

カワイイめざまし時計を買いました。

けど、その送別会でも、二人とも変に意識しちゃって、

僕の方からいろいろ話しかけるべきだったのに、

KYな女子生徒がずっと彼女の周りを

取り囲んでいたせいで、なにも出来ず、プレゼントを

渡すこともできませんでした。

最後のチャンス。

彼女が旅立つ電車の見送りの時に改めて渡そうと思いました。

数日して、I君と遊ぶ事に。

彼も和歌山の全日制の高校に行くということで、

中学でお別れだったのです。

I君にそれとなく、転校生の彼女の話をしたら、

「え!?あいつ今日の朝、もう名古屋に行ったで。

 ○○と○○が見送りいったみたいやけど?」

「あ…そうなん…」

僕だけ、出発日を聞かされていなかったようです。

そらそうか…奥手すぎにもホドがあるよな…

高校1年生の夏。

また、みんなで会う事になりました。

Mちゃんも来るとのことで、おーこれは!

僕もテニス部に入り、こんがり日焼けして

イイ感じになってるし、Mちゃんはどんな感じに

なってるかな~…

!!

彼女の髪はまっ金金のショートボブ。

化粧もバッチリ決めて、ボディコンぽい洋服。

あの頃の長めの髪と素朴さは

どこへやら、すっかり都会の女になっていました。

完全に周りから浮いた感じ。

僕らの住む村には場違いな風貌でした。

ずっと、淡い気持ちを持ち続けていた僕も

一気に気持ちが冷めてしまいました。

甘酸っぱいね。