中学を卒業しまして、

工業系の高校に進学しました。

本当は、調理師又は大工とか職人さんになりたかったので、

高校は行かなくていいかなぁと思っていたら、

その年から推薦入学という枠ができまして、

担任の先生が僕をなぜか推薦してくれました。

受験も面接だけなので、一発勝負。

ま、筆記試験もないし、楽ちんだし、高校くらいは出といてもいいか

と、親にもちょっと相談して安易に承諾しました。

みんなが受験勉強に切羽詰まっていたころ、

僕は進学第1号になったワケでございます。


そんなこんなで、高校入学。

そこは一種異様な雰囲気でした。

どこを見渡しても 男! 男! 男! ちょびっとだけ女子

うわ~~~~

ブログテーマにそぐわね~ なんて

その時は思うこともなく、中学とは一転 暗い暗い学生生活が始まるのでした。


そんなこんなで

一年生は必ず部活に入らなければならないという校則があり

バイトする気マンマンの僕はガックリきました。

中学で続けた野球も断念し、文化系は結構オタ系がキモかったので、

結構悩みました。

うーヤバイな。バレー部、バスケ部はびっくりするほどみんな背高いし、

いまさら卓球は無理。陸上は走りっぱなしだし、サッカーはガラ悪い・・・

テニスなんてナンパなものは・・・

と、

軟式テニスなんてクラブを発見。

中学同じだったやつに声かけると、一緒にやってくれるというので、

入部しました。


うん、これはイイ。

硬式テニスよりラケット高くないし、ボール当たっても痛くないやろう。

なにしろ、マイナーだから1年で辞めれそう!

野球をやっていたおかげで、すんなりボールも打てるようになり、

1年から試合に出してもらえるようになりました。

(なぜか、キャプテンになって3年続けることになった・・・)


県大会はいつも伊勢。

全国の高校生が集まってきます。

当然女子もラブラブ!

すっかり、女子との交流が減ってしまった僕たちは

いつもウハウハでした。

その中にはミッション系の高校で、セント○○とか○○ノールとか

横文字の高校も。

その名前も後押ししたのか、他校の女子よりも

エレガント!清楚!お蝶夫人!的なオーラを出してました。


先輩も自分の試合が終わる否や、

そのまったく関係のない高校の応援に行ってました。


あるあるですね。


僕の高校は卒業すると、即就職なので、

普通高校の割に校則が厳しく、頭髪は前髪はON the 眉毛 耳にもかかっちゃダメ

チャリの傘さし運転、二人乗りは停学処分でした。

ある意味、更生施設的な?


そんな感じで、○○な女の子的な要素は皆無の学生生活を送っておりましたしょぼん

ま、ようするにネタが・・・ガーン

ということです。

中2の時に担任を受けもったM先生。

ウイウイしさが無くなってきたかなぁくらいでしたが、

教師の中では若い方で人気者した。

ずっと、めがねだったのをコンタクトに変えたり、

ロングだった髪をショートにしてみたり、新車を買ったり

僕を受け持っている間に色々と変化していったのを

覚えています。

クラス変えして始めての1学期に僕をなかなか決まらない学級委員に

指名してくれたのもM先生でした。

中1のときにも学級委員をやってたのですが、

「起立!礼!おもてをあげぃ!着席!」

という僕の号令の元、まともに礼もしない起立もしない

みんなの怠慢を正したことを評価したものだと思います。

それと、家も比較的近所だったし、名字で名前を呼ばず、

みんなが呼んでる、あだ名で僕を呼んでくれていました。

そんな親近感を持っていてくれたのは嬉しいのですが、

クラス変えホヤホヤでは話は違います。。。

結構なプレッシャーがありました。

話はそれましたが、

近々、地域での合唱会があるということで、

音楽教師のM先生の学級だということで、

中学の部で僕達が出場することになりました。

先生もウキウキ気分。

とそれは僕らがでるからではなく、別のウキウキだと

女子からウワサで聞きました。

実はその合唱会には大人の部でM先生の所属している合唱サークルも

出るというのです。

で、その中にはM先生の彼Pが!

男子生徒はちょっとショックだったような感じもありましたが、

合唱会当日、

先生の所属するサークルの練習風景を見学。

当然先生もその中に混じって歌ってる。

女子は「彼ってあの人かな?」「違うって、あの横の人って」

などとザワザワ。

練習が終わって、う~…どの人か全然分からん!って思ってたら

先生がツカツカやってきて

てっきり練習中にザワついていたのを怒られるのかと思ったら、

「え~彼氏の○○さんです!」

なんと彼氏を堂々紹介。ちょっとおっさんぽかったですが

女子はワーキャー。男子はビミョ~って感じでした。

そんなこんなで、合唱会も終わり、

結局、3年間丸々音楽の授業はM先生でした。

縦笛の試験は丸っきりダメだった僕も、歌うのは得意だったので、

その時ばかりは成績5を頂きました。図工以外で5は快挙でした。

それから卒業し、先生はその彼氏と結婚をしたそうなのですが、

それがまたいろいろ…

その彼氏というのは、非常に言い難いのですが

同和地区の人で、いわゆる江戸時代に勝手に決められた身分制度 によって

言われのない差別を受けて来た地区で育ったのです。

今でこそお年寄りは知っていても、若いものの間ではあんまり

知られることはなくなりましたが、

やはり、ご両親としてはそんなコトで大反対だったそうです。

道徳を教える教師である以上、そんな差別的な考えがあってならないという

プライドがあったのか、勘当同然で嫁に行ったそうです。

教師も辞めたと聞きました。

ある日、先生が僕のバイト先に現れました。

ディスカウントショップでバイトしていたのですが、

先生はジグゾーパズルを購入。

それに合う額縁サイズが無く、注文をしていました。

レジ係ではなかったので、直接対応ではなかったのですが、

遠目で先生だとわかりました。

しかし、そんな事情を母親から聞いていたので、

声も掛けることもできませんでした。

注文書を確認。

お客様連絡先には確かに先生の名前。

でも、住所は

○○市だけ書いてあり、その後に続く住所は記されていませんでした。

なんともせつない一日でした。

中3のある午前中~お昼休みのこと、

女の子達がこそこそと授業中メモを回している。

それも一部ではなく、ほぼ全員に時間をまたいでその行為は

行われていたのです。

なんやコレ。新たなブームの到来か?

あんまりおおっぴらにやると

先生にスグばれるでコレ  と思っていました。

お昼休みになって、女子達はわいわいガヤガヤ。

男子の介入はお断り!との事でした。

お~! とか

え~! とか

なるほど~ とか

かなり盛り上がっていました。

クラスのリーダー的なK君がほとぼりが冷めたころ聞いてきた事に

よると、3年1組の男子の格付けチェックをしていたそうです。

男前No.1やブサイクNo.1、性格良い、悪いなど何種類かに分類が

あったそう。

おなじ班の女の子がニヤニヤしてたので、

なんなん?って聞いたところ、

「きゅん君は性格のいい人ダントツ1位やったで」

??なぬ?

じゃ、男前は?

「それは、K君とF君、きゅん君は1票くらい入ってたかな?」



それってビミョ~

性格イイって言っても、女子目線やから都合いいだけの事やろ~

そんなお人好しだったのか…

ちなみに

ブサイク、性格悪い男子トップは親友のI君でした。。。

彼はガッツポーズしてたけどね。