6月に入院してから
約2ヶ月
私も何度か
実家に帰り
お見舞いに行っていました。
何度か危ないと
連絡があったけど
自分で息を取り戻すこともあり
その生命力に
驚くこともありました。
先週の土曜と日曜の
日付をまたぐかまたがないかくらいに
病院から連絡がありました。
血圧が下がってきて
もう危ないと。
聞くと
あと数時間もつかどうか。
あらかた
バックに準備はしていましたが
細々したものを
入れなければと慌てて準備。
何を入れればいいか
すぐに出て来ない。
人間、パニックになると
本当に頭が真っ白になるんだなと実感。
家を出発したのは
日付が変わって
夜中の12:30くらい。
そこから
車ですっ飛ばして
実家の群馬に向かいました。
普通に行けば
途中トイレ休憩等も挟んで
3時間はかかるところ
どこにも寄らず
気づけば
1時間半ちょっとで着いていました。
病室に行ったら
すでに父は天国へ旅立った後でした。
あと30分早かったら…
まだ手は温かかったけど
動かない父がそこにいて
人工呼吸器が虚しく呼吸を続けていました。
モルヒネや睡眠導入剤で
ほとんど意識がない状態なのに
最後はスーッと息を吐いて
涙を2粒流して
息を引き取ったそうです。
私も実家にちょこちょこ帰るようになり
原家族との関係も変化してきました。
一番変化が大きかったのは
母と一緒に住んでいる弟。
きっと亡き父が
自分の身を呈して
私たちのことをより深く繋げてくれたのだと
信じています。
それにしても
身近な人が亡くなるということは
これほどまでに大きなことなのか
精神的にはもちろんですが
お葬式をあげる
死後の手続き…次々と現実が押し寄せる。
父の死を通して
生きること
死ぬこと
いろいろ感じることがありました。
改めて
書けるといいなと思っています。
しばらくは
父との時間を思い出しながら
ゆっくりと父を見送りたいと思います。