コロナ留年、東大生の敗訴確定 授業欠席で単位取得できず
by北海道新聞
2023年9月20日、東京大学の学生が大学の単位不認定処分の取り消しなどを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷は、学生の上告を退ける決定をした。
学生は、教養学部理科3類2年の昨年5月に、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に感染し、必修科目である「基礎生命科学実験」を欠席した。しかし、授業の欠席に当たり所定の手続きをしていなかった。
大学の単位認定は大学内部の教育的な措置であり行政処分や公権力の行使には当たらない、として訴えを却下した差し戻し後の一、二審判決が確定した。
On September 20, 2023, the Third Petty Bench of the Supreme Court decided to dismiss the students' appeal in a lawsuit filed by students at the University of Tokyo seeking to rescind the university's decision not to recognize their credits.
Webライター・沈潜（ちんせん、Tingseng）
