平手side
ああ、春休みが終わってしまった…
そう、今日は始業式。
毎年毎年本当に嫌になるこの季節。
やっとクラスの人達と話せるように
なってきたと思ったら、
クラス替えだ…
私は平手友梨奈。
あまり人と接するのが好きじゃない。
というか、話せない。
だって、興味ない人と話したって
別に楽しくないしさ。
親友が2、3人いればそれでいいんだ〜
"ドン!!!!"
平「痛ぇ…」
振り向かなくたって分かる。
私に助走つけてタックルする奴なんて、
志「おはよー!平手!
朝から暗い顔するなよ〜
志田愛佳様がいるんだからさ〜!」
あ、自分から紹介してくれた。
てか、様つけるなよ馬鹿丸出し。
志「今馬鹿丸出しだな〜って思っただろ。
はい、ジュース奢れ〜。」
平「え、なんで分かったのこいつやべぇ。」
あ、心の声が漏れてしまった…
志「え、ちょ、本当に思ってたんかい。
まあいいやジュース奢ってくれんなら。」
いや、奢らんけども。勝手に決めんな!
平「いや、奢らんよ(笑)。
早くクラス見よーぜ。」
そんな事を話しているうちに、
クラスが貼り出してある場所に着いた。
人混みをかき分けて紙の目の前へ行くと、
志「やった!平手〜同じクラスだよ!」
先に行ってしまった志田が大声叫んでいた。
平「また一緒かよ!」
こんな事言っているが、とても嬉しい。
志田といると楽で疲れずに済む。
そして何より、私には全くと言っていいほど
友達がいない!
なので、私は志田がいないとぼっちなのだ。
平「人見知り直さないとな〜…」
志「お前は人見知りとかじゃなくて、
他人に興味を持とうとしろ!!!」
小声で言ったのに大声で返された。