不器用な人間だからこそ、欠陥だらけの人間だからこそ、音楽に対するよりどころってとても大きくて、それでおきる魔法みたいなものを馬鹿みたいに信じてる。けど、音楽で誰かの支えになりたいとか、随分と欲深くなったものだなって最近思う。本当につらくて、悲しくて、どうしようもない時、誰かにどうこうよりもまず、自分が一番音楽に助けられてる。それを表現するアーティストにたまらなく感動して、たくさん勇気をもらってる。20歳でデビューして、60歳まで唄って40年。地球の一生で考えればわずかに40/10,000,000,000の時間であれど、その天文学的確率で共に感動できたこと、本当に感謝してます。その声に出逢えた事を。唄うたいよ、歌え!!